特許
J-GLOBAL ID:200903039358400182

スロート部を擬似的に変化させるバイパスターボ機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 川口 義雄 ,  小野 誠 ,  渡邉 千尋 ,  金山 賢教 ,  大崎 勝真 ,  坪倉 道明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-195702
公開番号(公開出願番号):特開2008-038905
出願日: 2007年07月27日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】ガスタービンエンジン(14)と環状のナセル(16)とを備えるバイパスターボ機械(10)を提案する。【解決手段】ガスタービンエンジン(14)が、ファン(20)をターボ機械の長手軸(12)に配置して備え、環状のナセル(16)が、低温の流れの流通チャネル(38)を画定するようにエンジンを囲んでおり、さらにナセルが、エンジンのファンを囲んでいる上流側端と、ガス排出ノズル(40)を形成している固定の下流側端とを有し、ノズルが、ノズルの最小断面に相当するスロート部(42)を有するターボ機械(10)に関する。さらにターボ機械が、ノズルのスロート部(42)の上流において低温の流れの流通チャネル(38)から空気を取り込むための手段(44)、およびスロート部を擬似的に開くため、取り込んだ空気をノズルのスロート部の下流に吹き込むための手段を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガスタービンエンジン(14)と環状のナセル(16)とを備えるバイパスターボ機械(10)であって、ガスタービンエンジン(14)が、ファン(20)をターボ機械の長手軸(12)に配置して備え、環状のナセル(16)が、ターボ機械の長手軸に中心を有するとともに、エンジンと協働してターボ機械を通過する低温の流れが流れる環状のチャネル(38)を画定する様相でエンジンを囲んでおり、さらにナセルが、エンジンのファンを囲んでいる上流側端と、ターボ機械からガスを排出するためのノズル(40)を形成している固定の下流側端とを有し、ノズルが、ノズルの最小断面に相当するスロート部(42)を有するターボ機械(10)において、 ノズルのスロート部(42)の上流において低温の流れの流通チャネル(38)から空気を取り込むためのチャネル空気取り込み手段(44)、 スロート部を擬似的に開くため、取り込んだチャネル空気をノズルのスロート部の下流に吹き込むためのチャネル空気吹き込み手段(52、56)、 ターボ機械の外部から空気を取り入れて圧縮するための外部空気取り入れ手段(62)、および スロート部を通過する空気の流量を空気力学的に妨げることによってスロート部を擬似的に閉じるため、取り入れた空気をスロート部(42)の近傍へと、低温の流れの流通チャネル(38)の空気流の流れ方向に実質的に直交または対向する方向に吹き込むための外部空気吹き込み手段(66) をさらに備えることを特徴とする、ターボ機械。
IPC (3件):
F02K 1/28 ,  F02C 7/04 ,  F02K 1/38
FI (3件):
F02K1/28 ,  F02C7/04 ,  F02K1/38
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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