特許
J-GLOBAL ID:200903039368973903

多孔質構造体を含有する樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-001138
公開番号(公開出願番号):特開2007-182490
出願日: 2006年01月06日
公開日(公表日): 2007年07月19日
要約:
【課題】直径100μm程度で空隙率70%以上の中空ガラスを使用すると、ガラスの厚みが薄くなるため、樹脂との混錬時に割れてしまうという課題があった。また、シリカゲル発泡体では表面が親水性になっているため、ポリオレフィン系樹脂など疎水性の樹脂とは特になじみが悪く、比較的脆い樹脂組成物になってしまうという課題があった。【解決手段】ゾル-ゲル法により湿潤ゲルを作製し、作製した湿潤ゲルの表面を疎水化した後、湿潤ゲル内の水分、溶媒を除去し乾燥させたメソ孔を有し空隙率が70%以上99.5%以下の多孔質構造体をフィラーとして樹脂に混錬させることで、非常に軽く、断熱性、強度ともに高い樹脂を実現でき、掃除機や冷蔵庫、電気湯沸かし器、炊飯器、温水洗浄便座など軽量または断熱性の樹脂が要求される様々な製品に用いることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも水を含む溶媒とゲル原料とを混合することで湿潤ゲルを形成するゲル化工程と、前記湿潤ゲルの表面の少なくとも一部を疎水化する疎水化工程と、前期疎水化工程で表面を疎水化された湿潤ゲル内の水を除く除水工程と、前記除水工程で除水された湿潤ゲル内に残存した溶媒を除いて多孔質構造体を得る乾燥工程とから作製され、少なくともメソ孔を有し空隙率が70%以上99.5%以下の前記多孔質構造体を含有する樹脂組成物。
IPC (1件):
C08J 9/26
FI (2件):
C08J9/26 102 ,  C08J9/26
Fターム (11件):
4F074AA90 ,  4F074AD04 ,  4F074BB22 ,  4F074CB13 ,  4F074CB16 ,  4F074CB27 ,  4F074CB33 ,  4F074CB45 ,  4F074CC06X ,  4F074CC32Z ,  4F074CC34Z
引用特許:
出願人引用 (2件)

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