特許
J-GLOBAL ID:200903039374996486

自動ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-211872
公開番号(公開出願番号):特開平8-053061
出願日: 1994年08月12日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 制御弁24のソレノイド43を小型化する。【構成】 自動ブレーキ装置を作動させるときには、ソレノイド43を励磁して弁部材57をばね58に抗して上方に移動させる。これにより、可変オリフィス59の流路が開放されて第1圧力室51に大気が導入される。すると、第2圧力室52内の負圧と第1圧力室51内の大気との間に差圧が生じて、ピストン42が下方に押し下げられる。これにより、弁機構44によってハウジング41内の流路が切り替えられて、導管23を介してタンデムブレーキ倍力装置1のベローズ室A’に大気が導入される。したがって、ブレーキペダルを踏み込むことなくタンデムブレーキ倍力装置1を作動させることができる。このとき第2圧力室52にも大気が作用し、ピストン42の受圧部42bに作用する両圧力室51,52内の圧力がバランスした時点でピストン42が停止する。ソレノイド43の磁力は弁部材57を上昇させるだけの小さな磁力でよい。
請求項(抜粋):
ソレノイドを励磁させた際の磁力の大きさに応じた制御圧力を発生させる制御弁と、上記制御弁と連通し、上記制御圧力が導入された際には、ブレーキペダルを操作することなく上記制御圧力の大きさに応じたブレーキ液圧を発生させるブレーキ倍力装置とを備えた自動ブレーキ装置において、上記制御弁を、ハウジング内に移動可能に設けられるとともにばねによって非作動位置に付勢されるピストンと、上記ピストンにおける受圧部の前後に形成した第1圧力室および第2圧力室と、上記第1圧力室を大気と連通させる大気通路と、この大気通路に形成した可変オリフィスと、上記可変オリフィスと連動し、励磁された際に磁力の大きさに応じて可変オリフィスの流路の大きさを調整するソレノイドと、上記第1圧力室を負圧源と連通させる負圧通路と、この負圧通路に形成したオリフィスと、上記ピストンと連動し、ハウジング内の流体通路の連通状態を切り換えて上記第2圧力室に大気を導入して上記制御圧力を得る弁機構とから構成したことを特徴とする自動ブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-215156
  • 特開昭48-029020

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