特許
J-GLOBAL ID:200903039381921521

位置検出装置及びその位置指示器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-269350
公開番号(公開出願番号):特開2003-076483
出願日: 2001年09月05日
公開日(公表日): 2003年03月14日
要約:
【要約】【目的】 位置指示器の構成を複雑にすることなく、低コストで操作に応じた連続量を正確に検出でき、かつ速いサンプリング速度で正確に検出できる位置検出装置及びその位置指示器を提供すること。【構成】 位置指示器の共振回路11に、抵抗値Rminの抵抗26、抵抗値Rmaxの抵抗27及び操作量に応じて抵抗値がRmax〜Rminの範囲で変化する可変抵抗素子28を、タブレットからの所定のタイミング情報に基づく第1、第2及び第3の特定のタイミングで接続し、この時、タブレット側で第1及び第2の特定のタイミングに得られる信号レベルをそれぞれ操作量の下限及び上限として第3の特定のタイミングに得られる信号レベルを操作量に変換することにより、位置指示器の高さや傾きに影響されず、かつサンプリング速度の速い連続量の検出を可能とする。
請求項(抜粋):
少なくともコイルとコンデンサを含む共振回路を備えた位置指示器と、該位置指示器に対して電磁波を送受信することにより該位置指示器による指示位置の座標値を求めるタブレットとからなり、該タブレットから所定のタイミング情報を含む電磁波を発生し、該電磁波を受信した位置指示器の共振回路に生起する誘導電圧より前記所定のタイミング情報を抽出し、該所定のタイミング情報に基づく特定のタイミングに操作に応じて位置指示器の共振回路の共振特性を制御し、該特定のタイミングに位置指示器の共振回路から発生する電磁波の位相または強度を検出する位置検出装置において、位置指示器に、所定のタイミング情報に基づく第1の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、連続的な操作量に応じた該共振特性の所定の可変範囲内の値となるように制御する第1の共振特性制御手段と、所定のタイミング情報に基づく第2の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、該共振特性の所定の可変範囲内の最大値となるように制御する第2の共振特性制御手段と、所定のタイミング情報に基づく第3の特定のタイミングにおける共振回路の共振特性が、該共振特性の所定の可変範囲内の最小値となるように制御する第3の共振特性制御手段とを設け、タブレットに、前記第1、第2及び第3の特定のタイミングに位置指示器の共振回路から発生する電磁波の位相または強度を、それぞれ第1、第2及び第3の検出値として取得する検出値取得手段と、前記第2及び第3の検出値の一方を上限とし他方を下限として、前記第1の検出値を前記上限から下限までの範囲に対応させることにより連続的な操作量を求める処理手段とを設けたことを特徴とする位置検出装置。
Fターム (11件):
5B068AA04 ,  5B068BB15 ,  5B068BC02 ,  5B068BC05 ,  5B068BD02 ,  5B068BD08 ,  5B068BD17 ,  5B068BD25 ,  5B068BE03 ,  5B068BE08 ,  5B068CC17
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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