特許
J-GLOBAL ID:200903039385549449

冷風吹出防止機能付車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-069854
公開番号(公開出願番号):特開2000-264035
出願日: 1999年03月16日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 エンジン冷却水の温度上昇が不十分な場合であっても十分な送風効果を得ることのできる冷風吹出防止機能付車両用空調装置を提供すること。【解決手段】 エンジン冷却水の現在温度に応じて送風量の上限値BLを規制する一方、水温センサでエンジン冷却水の現在温度を常時見張り、前回に測定したエンジン冷却水温度との大小関係を比較する。現在温度が以前の温度よりも大きな値とならない状況が設定時間以上継続した場合に限り、時間の経過に応じて送風量を規制する上限値BLの値を徐々に増大させていく。エンジン冷却水の温度上昇が停滞した場合でも十分な送風量を確保することができるので、寒冷地走行等の場合であっても大風量の暖房を実現することができる。
請求項(抜粋):
エンジン冷却水で加熱された空気を送風手段で空気吹出口に送風して車室内の暖房を行い、かつ、エンジン冷却水の温度を検出する温度検出手段を有して、エンジン冷却水の温度に応じて前記送風手段の送風量の上限値を規制することで空気吹出口からの冷風の吹き出しを防止するようにした冷風吹出防止機能付車両用空調装置において、前記温度検出手段により検出されるエンジン冷却水の温度が上昇中であるか否かを判別する温度変化判定手段と、この温度変化判定手段によりエンジン冷却水の温度が上昇中であると判定された場合にエンジン冷却水の温度に応じて前記送風手段の送風量の上限値を規制する第一の送風量規制手段と、前記温度変化判定手段によりエンジン冷却水の温度が上昇中でないと判定された場合に時間の経過に応じて前記送風手段の送風量の上限値を増大させていく第二の送風量規制手段とを備えたことを特徴とする冷風吹出防止機能付車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 ,  B60H 1/12 641
FI (3件):
B60H 1/00 101 U ,  B60H 1/00 101 L ,  B60H 1/12 641 A
Fターム (1件):
3L011AU00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公昭56-023808
  • 特開平1-215613

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