特許
J-GLOBAL ID:200903039391934265

熱可塑性樹脂発泡体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-180760
公開番号(公開出願番号):特開平10-024436
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 美麗な表面外観と優れた機械的強度を有する微細で均一な気泡を有する熱可塑性樹脂発泡体を効率的製造方法の提供。【解決手段】 スチレン系樹脂50から99重量部、ポリプロピレン樹脂1から50重量部からなる樹脂組成物を使用し、発泡剤を供給するラインを有する連続可塑化装置において、溶融した熱可塑性樹脂に発泡剤である超臨界状態の不活性ガスを、熱可塑性樹脂に対して0.1から30重量部を添加し、熱可塑性樹脂と不活性ガスの完全相溶状態を形成するガス溶解工程、および溶融樹脂の温度を下げる冷却工程を行い、射出プランジャーを有する射出装置において計量射出工程を行い、さらには金型内において、急激な圧力低下により多数の気泡核を発生させ、該気泡径を制御する発泡制御工程を行い、かつ少なくとも計量射出工程までは、不活性ガスを超臨界状態に維持することからなる、微細で均一な気泡を有する熱可塑性樹脂発泡体およびその製造する方法。
請求項(抜粋):
スチレン系樹脂50から99重量部、ポリプロピレン樹脂1から50重量部からなる樹脂組成物を使用し、発泡剤を供給するラインを有する連続可塑化装置において、溶融した熱可塑性樹脂に発泡剤である超臨界状態の不活性ガスを、熱可塑性樹脂に対して0.1から30重量部を添加し、熱可塑性樹脂と不活性ガスの完全相溶状態を形成するガス溶解工程、および溶融樹脂の温度を下げる冷却工程を行い、射出プランジャーを有する射出装置において計量射出工程を行い、さらには金型内において、急激な圧力低下により多数の気泡核を発生させ、該気泡径を制御する発泡制御工程を行い、かつ少なくとも計量射出工程までは、不活性ガスを超臨界状態に維持することからなること工程によって得られることを特徴とする微細で均一な気泡を有する熱可塑性樹脂発泡体。
IPC (6件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/53 ,  C08J 9/12 CET ,  B29K 25:00 ,  B29K105:04 ,  C08L 25:00
FI (3件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/53 ,  C08J 9/12 CET

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