特許
J-GLOBAL ID:200903039415018303

電動パワーステアリング装置の防振構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-179497
公開番号(公開出願番号):特開2001-355700
出願日: 2000年06月15日
公開日(公表日): 2001年12月26日
要約:
【要約】【課題】 走行中の路面の凹凸等に起因するステアリングコラムの振動及びギヤの歯打音を有効に低減する。【解決手段】 ウォームホイール2のハブ21の外周に弾性体24を介して連結した第一及び第二ギヤ22,23の歯22a,23aで、ウォームギヤ41の歯41aを円周方向両側から挟み込むようにする。このため、走行中の路面の凹凸に起因して、ステアリングコラム側からウォームホイール2へ振動が入力されても、この振動は弾性体24によって吸収されるので、電動アシストモータの出力軸への加振が有効に抑えられ、噛合部のバックラッシュが解消されるため、歯打音の発生を防止することができる。
請求項(抜粋):
電動アシストモータ(3)により回転されるウォームギヤ(41)が、操舵出力軸(1)に装着されたウォームホイール(2)と噛合した構造を備える電動パワーステアリング装置において、前記ウォームホイール(2)が、ハブ(21)の外周に軸方向に並んで同心的かつ捩り変位可能に配置された互いに同一歯数かつ同一ピッチの第一及び第二ギヤ(22,23)と、これら第一及び第二ギヤ(22,23)をその歯(22a,23a)の位相が互いに異なる状態で前記ハブ(21)に弾性的に連結する弾性体(24)とを備え、前記第一及び第二ギヤ(22,23)の歯(22a,23a)が前記ウォームギヤ(41)の歯(41a)を噛合位置で円周方向両側から挟み込むことを特徴とする電動パワーステアリング装置の防振構造。
IPC (3件):
F16H 19/04 ,  B62D 5/04 ,  F16H 55/24
FI (4件):
F16H 19/04 L ,  F16H 19/04 A ,  B62D 5/04 ,  F16H 55/24
Fターム (6件):
3D033CA04 ,  3J030AB02 ,  3J030AB04 ,  3J030BA03 ,  3J030BB16 ,  3J030BD06

前のページに戻る