特許
J-GLOBAL ID:200903039424433798

磁石弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-286545
公開番号(公開出願番号):特開平6-213357
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 磁石弁の流路横断面にキャビテーション壊食が生じないようにする。【構成】 高圧室と低圧室との間の接続路の流通を制御する磁石弁のピストン状の弁部材11が円筒形の外とう面から内方に向かって傾斜している円すい面15を有している。弁部材はその円筒形の外とう面と円すい面との間の移行部に形成されたシール縁17によって円すい形の弁座13と協働する。高圧室から低圧室への流動方向でシール縁の後方下流側に,開放ストロークの開始時に作用する絞り箇所60が接続されている。
請求項(抜粋):
少なくとも一時的に高液圧にされる高圧室と低圧室との間の接続路の流通を制御する磁石弁であって,弁ケーシング(3)内に挿入された弁体(1)を有し,この弁体内に形成された孔内でピストン状の弁部材(11)が電磁石(23)によって戻しばね(33)の力に抗して移動可能であり,ピストン状の弁部材(11)は,円筒形の外とう面から円すい面(15)を経て直径をわずかにされて先細になっており,該円すい面(15)は,ピストン状の弁部材(11)の円筒形の外とう面を取り囲んでいる高圧室をピストン状の弁部材(11)の直径をわずかにされている部分を取り囲んでいる低圧室と接続する弁体(1)の円すい形の弁座(13)と協働し,この弁座の円すい角はピストン状の弁部材の円すい面(15)の円すい角よりも小さく,したがってピストン状の弁部材はその円筒形の外とう面と円すい面(15)との間の移行部に形成されたシール縁(17)によって弁座(13)と協働するようになっている形式のものにおいて,高圧室から低圧室への流動方向でシール縁(17)の後方に,開放ストロークの開始時に作用する絞り箇所が接続されていることを特徴とする磁石弁。
IPC (2件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06

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