特許
J-GLOBAL ID:200903039429373890

紙葉類繰り出し機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-051811
公開番号(公開出願番号):特開平5-254675
出願日: 1992年03月10日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 紙葉類の斜行や重送を防止し高速で安定した繰り出しを可能とする。【構成】 ピッカロ-ラ5に対する紙葉類押し付け力を圧力センサ8で検出し、検出回路15から電気信号に変換されて出力される検出信号がロ-パスフィルタ16に入力され、ノイズ成分が除去される。この信号はサンプル/ホ-ルド回路17にてサンプルされた後、差動回路18に入力され適正な紙葉類押し付け力に相当する信号レベルと比較される。制御回路19は、差動回路から出力される差分信号に基づき紙葉類集積板2を駆動制御する為の制御信号を出力し、駆動回路20を経て駆動モ-タ3aを駆動することにより紙葉類集積板を上下させ、紙葉類押し付け力が常に適正値に保たれるように制御する。
請求項(抜粋):
紙葉類集積板上に積載した紙葉類の集積体をピックアップローラに押圧し、該ピックアップローラを回転させることによりロ-ラと紙葉類表面の摩擦を利用して前記紙葉類を一枚ずつ分離し、紙葉類を繰り出す為のフィ-ドロ-ラと該フィ-ドロ-ラに対向し紙葉類の複数枚繰り出しを防止するために設けられたゲ-トロ-ラとの隙間から順に紙葉類を繰り出すように構成された紙葉類繰り出し機構に於いて、(a) 前記紙葉類集積板を上下に駆動する駆動手段と、(b) 前記ピックアップローラを回転可能に軸支持するア-ムを介して紙葉類押し付け力を検出する圧力検出手段と、(c) 該圧力検出手段からの信号の低周波成分のみを抽出するロ-パスフィルタと、(d) 該ロ-パスフィルタにより抽出された低周波成分と紙葉類押し付け力の適正値に対応する基準信号とを比較し、差分信号を出力する誤差検出手段と、(e) 誤差検出手段からの差分信号を基に前記駆動信号への操作量を生成する制御回路とを設け、紙葉類押し付け力が常に適正値に保たれるように前記紙葉類集積板の位置を制御する様に構成したことを特徴とする紙葉類繰り出し機構。
IPC (2件):
B65H 1/24 ,  B65H 7/02

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