特許
J-GLOBAL ID:200903039435631508

命令列切り替え方法及びそれを用いた演算プロセッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-108071
公開番号(公開出願番号):特開平5-303493
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 演算プロセッサ外での処理を実行している期間に命令列を切り替え、他の命令列の処理を行うことにより処理性能を低下させずに処理を進める。【構成】 演算処理を行う演算処理部10はレジスタ群11を参照、更新しながら処理を進める。外部で別の処理を行うときはトークン生成部12で演算処理部内の命令とプログラムカウンタの値からトークンを生成してメモリアクセスコントローラ2に対して発行するとともに、トークンをFIFO的に順に保持するトークンメモリ13から別の命令列を表現するトークンをフェッチして処理する。外部から帰ったトークンはトークンメモリ13で待ち、順番がきたら命令列制御部14の制御により演算処理部10に入り、先の命令列実行を続行する。
請求項(抜粋):
命令列中の命令を順に実行することで動作する演算プロセッサであらかじめ並行して実行可能な命令列を複数用意しておきそれらを切り替えながら処理を進める命令列切り替え方法において、実行可能な命令列をその命令列で実行を開始すべき命令のアドレスの値を含むトークンの形で表現してトークンメモリに保持しておき、前記トークンメモリ内のトークンのうちの一つを選択してそのトークン内に含まれる前記実行開始命令アドレスを演算部のプログラムカウンタにロードするという命令列フェッチ動作によりその命令列の実行を開始し、その命令列実行中に実行開始アドレスとしてのそのときのプログラムカウンタの値と外部で行う動作の記述とを含むトークンを生成し、そのトークンを外部に対して発行すると共に前記命令列の実行を中断した後に前記命令列フェッチ動作により別の命令列の実行を開始し、前述のように外部に発行したトークンが演算プロセッサに戻ってきた時には前記トークンメモリにそのトークンを保持し、前記トークンがトークンメモリ内で次に命令列フェッチ動作の対象として選択されたときにはトークン内に保持された実行開始アドレスを演算制御部のプログラムカウンタにロードして命令列処理を再開することを特徴とする命令列切り替え方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-075143

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