特許
J-GLOBAL ID:200903039442992761

無線電話システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-309032
公開番号(公開出願番号):特開平5-153039
出願日: 1991年11月25日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 発側の移動無線機(PS)で相手PSの動作モードの認識を可能ならしめ、接続装置(BS)を介さずに発側PSと相手PS間の直接通話を行う際の高い運用効率を確保する。【構成】 発側PSは操作部1でのPS間直接通話モードの選択に応じて少なくともその選択モード及び相手PSの識別情報をモデム部5、無線部6、アンテナ7を介してBSに通知する。その後、発側PSは、BSから通知される相手PSがビジーかアイドルかの動作状況を示す情報を表示部4に表示し、その表示を見ながら、相手PSがアイドルの時には直ちに発呼して制御部2の制御の下に相手PSとの直接通話へと移行する。BSは相手PSがアイドルの時、この相手PSをPS間直接通話モードに設定する制御も行っており、これにより発信側PSが相手PSとの間の直接通話に移るには単純な発呼だけで済む。
請求項(抜粋):
複数の移動無線機とその接続装置とから構成され、前記移動無線機間の内線通話を前記接続装置を介して行う間接通話モードと、前記接続装置を介さずに行う直接通話モードとを選択可能な無線電話システムにおいて、前記移動無線機は、前記直接通話モードの選択操作に応じて前記接続装置との通信を開始し、少なくともその選択モード及び直接通話を望む相手移動無線機の識別情報を前記接続装置に通知すべく制御する制御手段と、前記接続装置からの通知情報に基づいて相手移動無線機との直接通話が可能であるか否かの状態表示を行う表示手段と、前記状態表示を行った後、直接通話を望む相手移動無線機のダイヤル番号の入力を待って当該相手移動無線機に発呼する発呼手段とを具備し、前記接続装置は、前記直接通話モードが選択された発側移動無線機からの通信要求に応じて、自機内で管理している各移動無線機の動作モードを検索し、この時の直接通話を望む相手移動無線機の動作モードがビジーまたはアイドルのいずれの状態にあるかを前記発側移動無線機に報知する手段と、直接通話を望む相手移動無線機がアイドルである場合、当該相手移動無線機を直接通話モードに設定する手段とを具備することを特徴とする無線電話システム。

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