特許
J-GLOBAL ID:200903039443991289

有機カーボネートの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-078097
公開番号(公開出願番号):特開平5-097775
出願日: 1992年04月01日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】フェノールのような有機ヒドロキシ化合物と一酸化炭素及び酸素とを、第4級アンモニウム塩、コバルトジアセテートのような無機助触媒及びベンゾフェノン又は1,10-フェナントロリンのような有機助触媒と組合せて使用されるパラジウム物質の形のパラジウム触媒の有効量の存在下で反応させることによる着色体を含まないジフェニルカーボネートのような有機カーボネートの製造法が提供される。触媒有価物の再循環も達成されさる。
請求項(抜粋):
つぎの工程:(1)有機ビドロキシ化合物と一酸化炭素及び酸素の混合物とを、約50°Cないし約170°Cの温度及び約100psi ないし約3000psi の圧力下で、つぎの成分:(a)パラジウム物質、(b)第4級アンモニウム塩、(c)コバルト、鉄、セリウム、マンガン、モリブデン、サマリウム、バナジウム、クロム及び銅からなる金属群又は金属化合物群から選んだ金属助触媒物質、及び(d)芳香族ケトン、脂肪族ケトン及び芳香族多環式コールタール炭化水素からなる群の一員から選んだ有機助触媒、を含有してなるパラジウム触媒の存在下で、接触させ;(2)工程(1)の混合物を少なくとも約45°Cの温度及び少なくとも約1トルの圧力下で蒸留して有機ヒドロキシ化合物を除去せしめ;(3)工程(2)の混合物を少なくとも約120°Cの温度及び少なくとも約1トルの圧力下で蒸留して着色体を含まない有機カーボネートを回収し;そして(4)工程(3)の残渣からパラジウム助触媒系の有価物を回収する;工程からなる有機カーボネートの製造法。
IPC (4件):
C07C 69/96 ,  B01J 31/04 ,  C07C 68/00 ,  C07B 61/00 300

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