特許
J-GLOBAL ID:200903039450345988

硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026348
公開番号(公開出願番号):特開2000-218409
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】 硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、超硬基体の表面に、硬質被覆層として、(a)いずれも0.1〜5μmの平均層厚を有するTiC層、TiN層、およびTiCN層のうちの1層または2層以上からなる第一密着層を介して、5〜20μmの平均層厚を有する縦長成長結晶組織のTiCN層を化学蒸着または物理蒸着形成し、(b)さらに前記縦長成長結晶組織のTiCN層の上に、0.1〜3μmの平均層厚を有し、かつ実質的にAl2 O3 相とTiNO相との2相組織からなり、前記TiNO相の割合が前記Al2 O3 相との合量に占める割合で、20〜80面積%である第二密着層を介して、1〜15μmの平均層厚を有するAl2 O3 層を化学蒸着または物理蒸着形成し、(c)これら硬質被覆層の全体平均層厚を6〜35μmとしたものからなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、硬質被覆層として、(a) いずれも0.1〜5μmの平均層厚を有する粒状結晶組織の炭化チタン層、窒化チタン層、および炭窒化チタン層のうちの1層または2層以上からなる第一密着層を介して、5〜20μmの平均層厚を有する縦長成長結晶組織の炭窒化チタン層を化学蒸着または物理蒸着形成し、(b) さらに上記縦長成長結晶組織の炭窒化チタン層の上に、0.1〜3μmの平均層厚を有し、かつ実質的に酸化アルミニウム相と窒酸化チタン相との2相組織からなり、前記窒酸化チタン相の割合が前記酸化アルミニウム相との合量に占める割合で、20〜80面積%である粒状結晶組織の第二密着層を介して、1〜15μmの平均層厚を有する粒状結晶組織の酸化アルミニウム層を化学蒸着または物理蒸着形成し、(c) これら硬質被覆層の全体平均層厚を6〜35μmとしてなる、硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  C23C 14/06 ,  C23C 16/30 ,  C23C 28/04
FI (5件):
B23B 27/14 A ,  C23C 14/06 L ,  C23C 14/06 P ,  C23C 16/30 ,  C23C 28/04
Fターム (39件):
3C046FF03 ,  3C046FF09 ,  3C046FF10 ,  3C046FF19 ,  3C046FF22 ,  3C046FF25 ,  4K029AA04 ,  4K029BA41 ,  4K029BA44 ,  4K029BA54 ,  4K029BA55 ,  4K029BA60 ,  4K029BB02 ,  4K029BB07 ,  4K029BC00 ,  4K029BD05 ,  4K029EA01 ,  4K030BA02 ,  4K030BA18 ,  4K030BA35 ,  4K030BA36 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB01 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030JA01 ,  4K030LA00 ,  4K030LA22 ,  4K044AA09 ,  4K044AB05 ,  4K044BA12 ,  4K044BA13 ,  4K044BA18 ,  4K044BB02 ,  4K044BC05 ,  4K044CA13 ,  4K044CA14

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