特許
J-GLOBAL ID:200903039456363953

乗員保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-197224
公開番号(公開出願番号):特開平11-034794
出願日: 1997年07月23日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 自己診断を小規模回路で効率良く行うことができる乗員保護装置を提供すること。【解決手段】 乗員保護手段の各スクイブに対して選択的に電流を供給するスクイブ作動回路を含むと共に電子制御ユニットの制御に基づいてスクイブ作動回路がスクイブに電流を供給する乗員保護装置において、電子制御ユニットは、スクイブ作動回路中に設けられたスイッチを制御して2種以上の自己診断用電流を選択的に流す自己診断電流制御手段と、乗員保護手段の各スクイブのいずれか一つを選択する電圧検出手段と、スクイブ端子間電圧値および所定箇所の電圧値をデジタル値に変換するA/D変換手段と自己診断用電流の供給および電圧検出手段の切替スイッチによるスクイブの選択を制御して、A/D変換手段のデジタル電圧値からスクイブおよびスクイブ作動回路の異常を判定する手段とを備える。
請求項(抜粋):
通電により発熱するスクイブを有しこのスクイブの発熱により乗員を拘束するように作動する1または2以上の乗員保護手段と、この乗員保護手段の各スクイブに対して選択的に電流を供給するスクイブ作動回路を含むと共にこのスクイブ作動回路の前記スクイブに対する電流供給を制御する電子制御ユニットとを備え、車輌衝突時に前記スクイブ作動回路が前記スクイブに電流を供給することにより前記乗員保護手段を起動させて乗員を保護する乗員保護装置において、前記電子制御ユニットは、前記スクイブ作動回路中に設けられたスイッチを制御してこのスクイブ作動回路に2種以上の自己診断用電流を選択的に流す自己診断電流制御手段と、前記乗員保護手段の各スクイブのいずれか一つを切替スイッチにより選択しその両端の電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手段から出力されるスクイブ端子間電圧値および前記スクイブ作動回路の所定箇所の電圧値を取り込んでそれらの電圧値をデジタル値に変換するA/D変換手段と、前記自己診断用電流制御手段による自己診断用電流の供給および前記電圧検出手段の前記切替スイッチによるスクイブの選択を制御して、前記A/D変換手段のデジタル電圧値から前記スクイブおよび前記スクイブ作動回路の異常を判定する判定手段とを備えていることを特徴とする乗員保護装置。

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