特許
J-GLOBAL ID:200903039457780124

内燃機関のノッキング判定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005423
公開番号(公開出願番号):特開平7-209127
出願日: 1994年01月21日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 ノックセンサ出力をノッキング判定レベルと比較してノッキングの有無を判定するにあたって、前記判定レベルの基準となるノックセンサ出力の平均値を高精度に求めて、判定精度を向上する。【構成】 ノックセンサからの出力をノッキングによる信号成分の現れる可能性のある2つの周波数成分毎に分離して、その各成分毎のピーク値を求め、そのピーク値の対数値x1,x2の2次元空間での分布形状から、各ピーク値x1,x2がそれぞれ平均値x01,x02以上となる第1象限A1では、前記ピーク値x1,x2によるそれぞれの平均値x01,x02の更新を停止する。こうして2つの周波数成分の相関を取って、一方の成分の大小判定の結果から、他方の成分の更新を行うか否かを決定することによって、前記平均値x1,x02を、ノッキング信号成分を除外して更新することができ、判定精度を向上することができる。
請求項(抜粋):
クランク軸の回転周期の所定の期間にノッキング観測期間を設定し、前記観測期間において振動センサによって検出された振動の予め定める複数の各周波数成分のピーク値をそれぞれ検出し、前記各ピーク値の所定のデータ数に亘る平均値を求め、前記各平均値に基づいてノッキング判定レベルをそれぞれ求めその各ノッキング判定レベルをピーク値がそれぞれ超えているか否かに基づいてノッキングの有無を判定するようにした内燃機関のノッキング判定方法において、各振動に対して、或る周波数成分のピーク値が、その周波数成分の平均値未満であるときに、残余の周波数成分のピーク値を用いて、それらの周波数成分の平均値を更新することを特徴とする内燃機関のノッキング判定方法。
IPC (5件):
G01L 23/22 ,  F02P 5/152 ,  F02P 5/153 ,  G01H 17/00 ,  G01M 15/00

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