特許
J-GLOBAL ID:200903039460428610

トレース制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-141876
公開番号(公開出願番号):特開平8-006813
出願日: 1994年06月23日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 デバッグを行うためのトレース制御方式に関し、複数の並行処理プロセスの生成を伴う並列処理プログラムのデバッグを容易化する。【構成】 デバッガプロセスが直接起動したホストプロセスが新たに子プロセスを生成した時点で、一時的に当該子プロセスが停止されて当該子プロセスが生成されたことがデバッガプロセスに通知される。デバッガプロセスでは、GET_CHILEシステムコールによって当該子プロセスを特定するプロセス識別子を求め、これをデバッグ対象プロセスリストに登録する。これによって、ホストプロセスを起源とする子孫プロセスのすべてがデバッグ対象プロセスとして指定され、デバッグを行うためのトレース制御が行われるので、複数の並行処理プロセスの生成を伴う並列処理プログラムに対するデバッグを容易に実行することが可能となる。
請求項(抜粋):
デバッガプロセス中で指定されたデバッグ対象プロセスについて所定のトレース制御を行うトレース制御方式において、計算機システム上で並列処理中のすべてのプロセスの動作状態および親子関係が登録管理されるプロセス管理テーブルと、前記デバッガプロセスが直接起動したホストプロセスを起源とする子孫プロセスを前記デバッグ対象プロセスとして指定するデバッグ対象指定手段とを具備する構成としたことを特徴とするトレース制御方式。

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