特許
J-GLOBAL ID:200903039468346213
原子(または基)移動・ラジカル重合に基づく新規な共重合体および新規な重合方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
志賀 正武 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-529428
公開番号(公開出願番号):特表平10-509475
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】遷移金属(例えば、Cu(I)/Cu(II))との間のレドックス反応に基づく新しい重合方法(原子移動ラジカル重合またはATRP)は、スチレン、(メタ)アクリレートおよび他のラジカル重合化単量体の"リビング"または制御ラジカル重合を提供する。モデルハロゲン原子移動前駆体(開始剤)として様々な簡単な有機ハロゲン化物を使用し、モデルハロゲン原子移動促進剤(触媒)として遷移金属錯体を使用して、"リビング"ラジカル重合を行うと、△[M]/[I]o(Mn>105以上)により予め決められた数平均分子量および驚くほど狭い分子量分布(Mw/Mn)1.15を有する(共)重合体が得られる。ATRPにフリーラジカル中間生成物が関与することは、末端基の分析および重合の立体化学により立証される。さらに、様々なトポロジーを有する重合体[例えば、ブロック、ランダム、星型、末端官能性、連鎖中官能性の共重合体(例えば、スチレンと(メタ)アクリル酸メチルの共重合体など)]は本発明方法を使って合成された。本発明の範囲内である重合生成物はプラスチック、エラストマー、接着剤、乳化剤、熱可塑性エラストマーなどとして広く使用される。
請求項(抜粋):
下記の工程が含まれる原子または基移動ラジカル重合方法。 ラジカル移動可能な原子または基、遷移金属化合物および(共)重合体を形成するための配位子を有する開始剤の存在下で1個以上のラジカル重合可能な単量体を重合化するが、前記遷移金属化合物は前記開始剤でレドックスサイクルに加わり、固定された重合体連鎖に入り込むことが可能であり、前記配位子は遷移金属にσ結合で配位結合できるN,O,PまたはS含有化合物、または遷移金属にπ結合で配位結合できる炭素含有化合物であり、遷移金属と成長する重合体ラジカルとの間で直接結合は形成されない工程;および 形成された(共)重合体の単離する工程
IPC (5件):
C08F 4/40
, C08F 4/06
, C08F 12/08
, C08F 20/10
, C08F297/00
FI (5件):
C08F 4/40
, C08F 4/06
, C08F 12/08
, C08F 20/10
, C08F297/00
引用特許:
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