特許
J-GLOBAL ID:200903039469661848

アルカリ二次電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-119720
公開番号(公開出願番号):特開平8-315851
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 正極の利用率を高めて容量を向上させ、かつ長期間に亘る貯蔵、特に高温下での貯蔵により自己放電が進行した場合に再充電により容量を回復させて高容量を維持することが可能なアルカリ二次電池の製造方法を提供する。【構成】 複合水酸化ニッケル粒子を作製し、これを含むペーストを集電体に充填して作製された正極を具備したアルカリ二次電池に電流値を段階的に高くする定電流充電を施す初充電を行うことにより前記複合水酸化ニッケル粒子を導電性の3価のコバルト化合物領域及び酸化数がそれより低いコバルト種領域からなるコバルト系膜で表面が被覆された水酸化ニッケル粒子に変換させると共に前記3価のコバルト化合物領域の少なくとも一部を前記コバルト系膜の表面から前記水酸化ニッケル粒子表面に達する形態にすることを特徴とする。
請求項(抜粋):
水酸化ニッケル粒子の表面にコバルト種からなる均一な層を形成し、この複合水酸化ニッケル粒子を含むペーストを集電体に充填することにより作製された正極と、負極と、前記正極と前記負極との間に介装されるセパレータと、アルカリ電解液とを具備したアルカリ二次電池に電流値を段階的に高くする定電流充電を施す初充電を行うことにより前記複合水酸化ニッケル粒子を導電性の3価のコバルト化合物領域及び酸化数がそれより低いコバルト種領域からなるコバルト系膜で表面が被覆された水酸化ニッケル粒子に変換させると共に前記コバルト系膜の前記3価のコバルト化合物領域の少なくとも一部を前記コバルト系膜の表面から前記水酸化ニッケル粒子表面に達する形態にすることを特徴とするアルカリ二次電池の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-088275
  • 特開昭62-234867
  • 特開昭63-152866

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