特許
J-GLOBAL ID:200903039472833188
スペクトル拡散通信方式
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-287837
公開番号(公開出願番号):特開平6-141016
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 この発明は周波数ホッピングを用いたスペクトル拡散通信において、回路構成を簡単にし得るスペクトル拡散通信方式を提供することを主要な特徴とする。【構成】 送信機のデータ発生部1で発生されたデータを変調器3により搬送波発生器4から発生された搬送波で変調して、変調器3の出力または搬送波発生器4からの搬送波のいずれか一方を遅延素子5で遅延させ、合波器6で合波し、周波数変換部7で周波数変換し、アンテナ8から送信する。受信機では、アンテナ11で信号を受信し、周波数変換部12で周波数変換した後、分波器13で2分配し、いずれか一方を遅延素子14で遅延し、乗算器17により他方の信号と遅延した信号とを乗算し、フィルタ18で必要帯域のみ取出し、データ復調部19で復調することにより、極めて簡単な構成で周波数ホッピングの逆拡散を行なうことができる。
請求項(抜粋):
周波数ホッピングを用いたスペクトル拡散通信方式において、送信側において、データで搬送波を変調した信号と、前記搬送波のみの信号との2波を生成し、周波数ホッピングの1周波停留時間より長い任意の時間だけ、いずれか一方を遅延させた後、2波を合成して送信し、受信側において、受信信号を2径路に分配し、分配した一方の信号を前記送信側と同じ遅延量で遅延し、その遅延した信号と分配した他方の信号とを乗算することにより逆拡散するようにしたことを特徴とする、スペクトル拡散通信方式。
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