特許
J-GLOBAL ID:200903039476527553
熱可塑性樹脂組成物
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-013212
公開番号(公開出願番号):特開2007-224287
出願日: 2007年01月24日
公開日(公表日): 2007年09月06日
要約:
【課題】耐衝撃性および流動性を良好に維持したまま、耐熱性と耐スクラッチ性に優れ、更に耐湿熱老化性にも優れる熱可塑性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】スチレン系樹脂とポリアミド樹脂とからなる熱可塑性樹脂組成物に対して、特定のマレイミド系重合体を配合してなる熱可塑性樹脂組成物であって、かつ成形体の表面に垂直な方向を厚みとした時、表面から全厚みに対し40〜60%の深さの領域で、電子顕微鏡で観察される相構造として、ポリアミド樹脂(B)が連続相となる部分が5容量%以上形成された構造を有する熱可塑性樹脂組成物。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ゴム質重合体に芳香族ビニル系単量体100〜1重量%とその他の少なくとも1種の単量体0〜99重量%とからなる単量体成分をグラフト重合してなるグラフト(共)重合体(A-1)と、芳香族ビニル系単量体100〜1重量%とその他の少なくとも1種の単量体0〜99重量%からなるビニル系(共)重合体(A-2)のうち少なくとも1種を配合してなるスチレン系樹脂(A)1〜99重量%と、
ポリアミド樹脂(B)99〜1重量%からなる熱可塑性樹脂組成物100重量部に対して、
マレイミド系単量体単位を含むマレイミド系重合体(C)0.05〜80重量部を配合してなる熱可塑性樹脂組成物であって、かつ該熱可塑性樹脂組成物を溶融成形加工して得られる成形体において、成形体の表面に垂直な方向を厚みとした時、表面から全厚みに対し40〜60%の深さの領域で、電子顕微鏡で観察される相構造として、ポリアミド樹脂(B)が連続相となる部分が5容量%以上形成されることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (5件):
C08L 25/04
, C08L 51/04
, C08L 35/00
, C08L 77/00
, C08L 55/02
FI (5件):
C08L25/04
, C08L51/04
, C08L35/00
, C08L77/00
, C08L55/02
Fターム (11件):
4J002BC03W
, 4J002BC06W
, 4J002BC064
, 4J002BG124
, 4J002BH014
, 4J002BH023
, 4J002BN07W
, 4J002BN15W
, 4J002BN16W
, 4J002CL01X
, 4J002GN00
引用特許:
出願人引用 (5件)
-
特開昭60-195157号公報
-
欧州特許出願公開第0068132号明細書
-
米国特許第4713415号明細書
全件表示
前のページに戻る