特許
J-GLOBAL ID:200903039477806812

LD励起スラブ型固体レーザ発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-326755
公開番号(公開出願番号):特開2002-134817
出願日: 2000年10月26日
公開日(公表日): 2002年05月10日
要約:
【要約】【課題】 固体レーザ発振媒体を効率的、均一に励起し、レンズ効果を抑制したLD励起スラブ型固体レーザ発生装置。【解決手段】 光共振空間に置かれたスラブ冷却用のフローチューブ7内に固体レーザ発振媒体1が収容される。光拡散性の表面を持つフローチューブ7内には冷却水が流され、略半円筒形状のフィラーストリップ51が媒体1の両側に配置される。これら要素を取り囲むように高反射率の反射面(セラミック材料の光拡散性の表面)4が配置される。媒体1の幅方向の両端には熱絶縁部材が接触配置される。LD2からの励起光3は、円柱状ロッドレンズ9で集光され、小さな窓部10を通して反射面4の内側の領域に注入される。媒体1の幅方向の両端には熱絶縁部材が接触配置される。フィラーストリップの曲面部に凹面状の凹みや鋸波状の溝列などの切り欠き部を設けて媒体1の励起分布を調整するが可能である。
請求項(抜粋):
光共振器内部に偏平板状のスラブ型固体レーザ発振媒体を配置し、このスラブ型固体レーザ発振媒体内部に励起光を注入することによってレーザ光を発生させるLD励起スラブ型固体レーザ発生装置において:前記スラブ型固体レーザ発振媒体の両側に配置された略半円筒形状のフィラーストリップと;前記スラブ型固体レーザ発振媒体と前記フィラーストリップとを取り囲む筒状のフローチューブと;前記スラブ型固体レーザ発振媒体、前記フィラーストリップ及び前記フローチューブを取り囲む反射面と;前記反射面の一部に設けられた窓部と;前記フローチューブの近傍に設けられ、前記励起光を出射する半導体レーザと;前記半導体レーザと前記窓部との間に設けられた集光レンズとを備え;前記励起光は、前記集光レンズを経て前記窓部を通過し、前記反射面で囲まれた領域内に注入されることを特徴とする、LD励起スラブ型固体レーザ発生装置。
Fターム (11件):
5F072AB02 ,  5F072AK03 ,  5F072JJ04 ,  5F072JJ20 ,  5F072KK01 ,  5F072KK05 ,  5F072KK30 ,  5F072PP07 ,  5F072TT01 ,  5F072TT22 ,  5F072YY06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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