特許

J-GLOBAL ID：200903039485746349

冷媒蒸発器

発明者： 長沢 聡也 ,  福見 重信 ,  遠山 竜也
出願人/特許権者： 日本電装株式会社
代理人 (1件)： 服部 雅紀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-033423
公開番号（公開出願番号）：特開平5-231750
出願日： 1992年02月20日
公開日（公表日）： 1993年09月07日
要約：

【要約】【目的】 冷媒と熱交換する空気流の温度分布をチューブ列方向に均一にする冷媒蒸発器を提供する。【構成】 入口タンクの長手方向に複数本のチューブが並んで接続される。入口タンク内の冷媒は、各々のチューブに分配され、このチューブ内をU字状に流れて集合され、コア頂部中央の絞り孔15を通過し、次のチューブをU字状に流れて集合され、出口タンクから外部に流れ出る。絞り孔15は、逆三角形状である。つまり、絞り孔15の形状は、上方から下方にいくほど流通面積が小さくなっている。蒸発器本体1を流れる冷媒は、絞り孔15の流通面積の小さい部分を液冷媒が流れ、流通面積の大きい部分をガス冷媒が流れる。このため、絞り孔15を流れる液冷媒の流速が早くなり、均一な温度の冷媒がチューブ列方向に分配される。

請求項（抜粋）：

長手方向の一端部側に冷媒の導入口を有する入口タンクと、この入口タンクの長手方向に複数本並んで接続され、前記入口タンク内の冷媒が各々に分配されるチューブと、このチューブ内を流れてきた冷媒を集合させ、この冷媒を導出させるための導出口を有する出口タンクとを備え、前記入口タンクと前記出口タンクの中間部には長手方向に流れる冷媒の流通面積を減少させる絞り孔が形成され、この絞り孔の形状は下方にいくほど流通面積が小さくなっていることを特徴とする冷媒蒸発器。