特許
J-GLOBAL ID:200903039486345410

射出成形用2つ割れインサート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-273472
公開番号(公開出願番号):特開平9-109191
出願日: 1996年10月16日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 予備成形品のネック部を素早く冷却することのできる射出成形用2つ割れインサートを提供する。【解決手段】 2つ割れインサート12、14は曲線状の内面36をそれぞれ有する。一組の2つ割れインサート12、14は内部を貫く開口46を形成するために内面36が向かい合うように組み合わせられて金型内に装着される。開口46は予備成形品のネック部を形成するキャビティの一部を与える。2つ割れインサート12、14は冷却媒体が循環する冷却媒体通路50を有する。この冷却媒体通路50は曲線状の内面36を囲むように延びる3本の曲がり通路部を有する。冷却媒体通路50を循環する冷却媒体により予備成形品のネック部を素早く冷却し、射出成形サイクル時間を短縮することができる。
請求項(抜粋):
細長い中空のボトル予備成形品を射出成形するときに使用される一組の2つ割れインサートであって、前記各ボトル予備成形品はリングカラーおよび開口端部と前記リングカラーとの間に延びるねじ部を形成している外面を備えたネック部を有し、前記2つ割れインサートは後端部、曲線状の内面の相対する辺に沿って延びる第1および第2の平面、前記リングカラーを形成するための半円状の溝および前記ねじ部を形成するための半円状の前記溝と前記後端部との間に延びるねじ孔部を具備すると共に、前記第1および第2の平面が接し、かつ曲線状の前記内面が前記ボトル予備成形品の該ネック部の外面を成形するための開口を形成するように組み合わせられて金型内に装着されるものにおいて、前記2つ割れインサートにその2つ割れインサート内を貫いて冷却媒体を循環させるために予め決められた配置を有する冷却媒体通路が形成されており、前記冷却媒体通路が入口部、曲線状の前記内面を囲み中間部の近くに延びる出口部、前記入口部から前記第1の平面に近い縦方向の第1の通路部にかけて前記内面を囲むように延びる第1の曲がり通路部、前記第1の曲がり通路部から前記第2の平面に近い縦方向の第2の通路部にかけて前記内面を囲むように延びる第2の曲がり通路部および前記第2の通路部から前記出口部にかけて前記内面を囲むように延びる第3の曲がり通路部とを備えることを特徴とする射出成形用2つ割れインサート。
IPC (5件):
B29C 45/26 ,  B29B 11/08 ,  B29C 49/06 ,  B29K 67:00 ,  B29L 22:00
FI (3件):
B29C 45/26 ,  B29B 11/08 ,  B29C 49/06
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭57-084825
  • 特開昭50-123711
  • 特開昭57-117929
審査官引用 (6件)
  • 特開昭57-084825
  • 特開昭57-084825
  • 特開昭50-123711
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