特許
J-GLOBAL ID:200903039494293837

工作機械の工作物位置決め用治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-284949
公開番号(公開出願番号):特開2000-107970
出願日: 1998年10月07日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 工作物位置決め用治具の工作物固定部材への取付け作業を簡単に行う。【解決手段】 テーブル1の工作物固定面1aに形成されたTみぞ2を利用してテーブル1に取付けられ、かつ工作物Wの位置決めを行う治具20である。工作物Wに当接する位置決め部31および位置決め部31の下端面の中央部に下方突出状に一体に形成されたくさび状の押付け部32を有する治具本体21を備えている。治具本体21の位置決め部31および押付け部32の中央部を、垂直ピン22が上下方向に移動自在に貫通している。垂直ピン22の下端部に、押付け部32に下方から被せられるとともにテーブル1のTみぞ2にはめ入れられるU字状の突張り部材23を取り付ける。突張り部材23をTみぞ2内に入れた状態で、皿ばね24の付勢力によりピン22を上方に付勢することによって突張り部材23の立上がり壁23b を押付け部32により拡げてTみぞ2の両側面に押付ける。
請求項(抜粋):
工作機械の工作物固定部材の工作物固定面に形成された凹所を利用して工作物固定部材に取付けられ、かつ工作物の位置決めを行う治具であって、工作物に当接する位置決め部、および位置決め部の一端に固定状に設けられるとともに凹所内に入れられる先細り状の押付け部を有する治具本体と、治具本体をその長さ方向に移動自在に貫通して設けられたピンと、押付け部から突出したピンの端部に、押付け部に被せるように治具本体に対して移動自在に取付けられ、かつ凹所内にはめ入れられる突張り部材と、ピンを治具本体に対して押付け部とは反対側に付勢する付勢手段とを備えており、ピンが付勢手段により付勢されることによって治具本体の位置決め部の押付け部側の端面が工作物固定面に面接触するとともに、押付け部により突張り部材が拡げられて凹所における工作物固定面と直角をなす面に押付けられることを特徴とする工作機械の工作物位置決め用治具。
Fターム (5件):
3C016BA03 ,  3C016BA05 ,  3C016CA08 ,  3C016CB11 ,  3C016HA13

前のページに戻る