特許
J-GLOBAL ID:200903039499966384

移動方向検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-108925
公開番号(公開出願番号):特開平11-308601
出願日: 1998年04月20日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 映像信号で表される物体の移動方向を容易に検出することができる移動方向の検出手段を提供する。【解決手段】 CCDカメラ20からの映像信号S1を切換回路1、3で切り換えてフレームメモリ2a、2bに書き込み読み出しをし、MPU6、平均レベル算出処理部8aでフレーム画像を複数の画素からなるメッシュに分割し平均映像レベルを算出して記憶部9に記憶する。動き検出処理部8bで複数個のメッシュを含む複数個の検出枠を設定し、一つの検出枠内のメッシュの平均映像レベルのフレーム間の差分を算出し閾値以上となることにより被写体の動きを検出する。動きがあるときには検出枠特定処理部8cの処理により、他の検出枠内のメッシュの平均映像レベルの差分を算出し予め設定した閾値を超えるメッシュを有する検出枠を特定し、その画像上の配置位置から、移動方向特定処理部8dの手順で被写体の移動方向を特定する。
請求項(抜粋):
被写体を撮像するビデオカメラ等から出力する映像信号を処理して被写体内容の移動方向を検出し、その移動方向から異常等を検知して警報信号等を出力する移動方向検出装置において、映像信号のフレーム画像若しくはフィールド画像を複数の画素からなるメッシュに分割してそのメッシュ毎の平均映像レベルを算出する平均レベル算出手段と、算出した各メッシュの所定時間毎の平均映像レベルを記憶する平均レベル記憶手段と、映像信号に対応する画像上の所定の位置に複数個のメッシュを含む複数個の検出枠を設定してその中の一つの検出枠内のメッシュの平均映像レベルの所定のフレーム間若しくはフィールド間の差分を算出しその差分を予め設定した閾値と比較してその閾値以上となることにより被写体の動きを検出する動き検出手段と、被写体の動きを検出した場合に他の検出枠内のメッシュの所定時間間隔の平均映像レベルの差分を算出し所定の閾値と比較して平均映像レベルがその閾値を超えるメッシュを有する検出枠を特定する検出枠特定手段と、特定した検出枠の画像上の配置位置から被写体内容の移動方向を特定する移動方向特定手段を設け、検出枠の一つで被写体の動きを検出し他の複数の検出枠からその移動方向を特定することを特徴とした移動方向検出装置。
IPC (4件):
H04N 7/18 ,  G06T 1/00 ,  G06T 7/20 ,  G08B 13/196
FI (4件):
H04N 7/18 D ,  G08B 13/196 ,  G06F 15/62 380 ,  G06F 15/70 410
引用特許:
審査官引用 (10件)
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