特許
J-GLOBAL ID:200903039502444114

内燃機関の蒸発燃料処理制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-006699
公開番号(公開出願番号):特開平9-195865
出願日: 1996年01月18日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 触媒の熱的損傷を防止しつつ、キャニスタに吸着された蒸発燃料を積極的に利用することで、排気系に介装された触媒を早期に活性化することができる蒸発燃料処理制御装置を提供することを目的とする。【解決手段】 機関1の始動後に、触媒温度Tf に基づき三元触媒7の活性化を判断し三元触媒7の活性化が不十分であれば、キャニスタ11に吸着された蒸発燃料を排気通路6にパージし、蒸発燃料を排気通路6で燃焼処理することで、積極的に三元触媒7の活性化を促進すると共に、触媒温度Tf が十分高温であれば、三元触媒7の熱的損傷を防止する観点から蒸発燃料を吸気通路3にパージし、機関1の燃焼室内で燃焼処理するような制御を行う。さらに、蒸発燃料を排気通路6にパージする際に、パージされる蒸発燃料が完全燃焼すべく空燃比が理論空燃比となるように排気通路6にエアポンプ16から補助空気を供給する。
請求項(抜粋):
燃料供給系内で発生した蒸発燃料を一時的に吸着して貯留する吸着手段と、該吸着手段と機関の吸気系及び排気系とを連通するパージ通路と、該パージ通路に介装され前記吸着手段に貯留された蒸発燃料を機関の吸気系又は排気系のどちらにパージするかを切り換える切換手段と、機関の排気系に介装され排気を浄化する排気浄化手段と、を含んで構成される内燃機関において、前記排気浄化手段の活性度の大小を判断する活性度判断手段と、該活性度判断手段により前記排気浄化手段の活性度が大きいと判断されたときに、前記切換手段により前記吸着手段に貯留された蒸発燃料を機関の吸気系にパージし、前記活性度が小さいと判断されたときに、前記切換手段により前記吸着手段に貯留された蒸発燃料を機関の排気系にパージするように切り換える切換制御手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理制御装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 ,  B01D 53/87 ZAB ,  F01N 3/20
FI (5件):
F02M 25/08 301 R ,  F02M 25/08 301 J ,  F02M 25/08 301 V ,  F01N 3/20 D ,  B01D 53/36 ZAB B

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