特許
J-GLOBAL ID:200903039504912301

不感圧性液晶セル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-517538
公開番号(公開出願番号):特表平10-512058
出願日: 1995年12月07日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】本発明は実質的に圧力の影響を受けない不感圧性液晶セルに関する。電極を備えた(5,6)プレート(1,2)は互いに所定距離を隔てて配置され、厚みdの液晶層を形成する。少なくとも第1プレート(1)は透明性であり、1mmを超えない厚みbと弾性率Eを有する。キャビティに固定され、高さhを持つスペーサ(11)は、間隔Lで分散され、実質的に前記第1プレートと同一の弾性率Eを持つ。スペーサ(11)は少なくとも一方向に50μmを超えない幅を持つ。前記第1プレート(1)のスペーサ(11)の支持領域による表面網羅度sは、液晶の種類による最小値を超えるか、またはそれに等しい。Lはdとbの現在値の従属値により選択され、第1プレート(1)に圧力Pをかける際、圧力Pにより発生した、スペーサ間の前記第1プレートの、最大相対偏差Δd/dが条件(A):Δd/d=PL4/4Eb3d≦-Gを満たし、ここでGは式(B)の値に等しく、同一圧力Pにより発生したスペーサの相対圧縮率を表し、表面網羅度sが上記の最小値(B):Δh/h=P/sEとする。
請求項(抜粋):
互いに所定距離を隔てて配置され、内部キャビティ(C)を形成する、電極を備えた(5,6)2枚のプレート(1,2)と、少なくとも第1プレート(1)は透明性であり、1mmを超えない厚みbと弾性率Eを有し、前記キャビティにシールされ、ネマチック材を含み、前記キャビティの高さに対応する厚みdを有する液晶層(3)と、前記キャビティに固定され、前記液晶層の厚みdに対応する高さhを持ち、間隔Lのキャビティに分散され、前記第1プレートと同一の弾性率Eを実質的に有するスペーサ(10)とを備えたネマチック液晶セルにおいて、前記スペーサ(11)は少なくとも一方向に幅50μmを超えず、前記第1プレート(1)上の前記スペーサ(11)の支持領域による表面網羅度sが1%以上であり、L値がdとbの現在値の従属値において選択され、前記第1プレート(1)に圧力Pをかける際、前記圧力Pにより発生した、スペーサ間の前記第1プレートの最大相対偏差Δd/dが、として、G1が以下の式(B)の値以下であり、前記圧力Pにより発生した、スペーサ(11)の相対圧縮率を表し、表面網羅度sを1%の最小値として、という条件を満たすことを特徴とするネマチック液晶セル。
IPC (2件):
G02F 1/1339 500 ,  G02F 1/1333 500
FI (2件):
G02F 1/1339 500 ,  G02F 1/1333 500
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-140922
  • 特開平4-313727
  • 液晶表示素子及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-001799   出願人:ミネソタマイニングアンドマニュファクチャリングカンパニー

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