特許

J-GLOBAL ID：200903039505702629

食用植物の緑色を復元しあるいは緑色に保持する方法とこの方法に使用する発色剤パック

発明者： 冨士谷 仁一 ,  樺山 博
出願人/特許権者： 佐藤 東洋彦 ,  株式会社佐藤運送
代理人 (1件)： 豊栖 康弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-110252
公開番号（公開出願番号）：特開平10-286077
出願日： 1997年04月12日
公開日（公表日）： 1998年10月27日
要約：

【要約】【課題】 褐変した食用植物を、食感を低下させることなく、優れた色調の緑色に復元すると共に、食用植物を緑色に処理して、緑色に長期保存する。【解決手段】 食用植物の緑色を復元しあるいは緑色に保持する方法は、退色した食用植物を金属イオンを含む溶液に接触させて、金属イオンの作用で食用植物の緑色を復元し、あるいは緑色に保持する。この方法は、草木灰を溶液に浸漬して草木灰に含まれる金属イオンを溶液に溶出させて、金属イオンを含む溶液とすると共に、草木灰に加えて、溶解されると溶液にカルシウムイオンを添加するカルシウム化合物を溶液に添加する。草木灰とカルシウム化合物が入れられた加熱溶液で、食用植物の緑色を復元し、あるいは緑色に保持する。

請求項（抜粋）：

退色した食用植物を金属イオンを含む溶液に接触させて、金属イオンの作用で食用植物の緑色を復元し、あるいは緑色に保持する方法において、草木灰を溶液に浸漬して草木灰に含まれる金属イオンを溶液に溶出させて、金属イオンを含む溶液とすると共に、草木灰に加えて、溶解されると溶液にカルシウムイオンを添加するカルシウム化合物を溶液に添加し、草木灰とカルシウム化合物が入れられた加熱された溶液で、食用植物の緑色を復元しあるいは緑色に保持する方法。