特許
J-GLOBAL ID:200903039506350130

インバータ式ホイスト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-227232
公開番号(公開出願番号):特開2000-053385
出願日: 1998年08月11日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 低速運転と高速運転の切替えを適切に行う。【解決手段】 メモリ14には、負荷率Dと、インバータ回路11に供給される電力の電圧値Vと、モータ3に供給される電力の電流値Iと、運転周波数fとの関係が記憶されている。コントローラ12は、電圧検出器17で検出されたインバータ回路11に供給される電力の電圧値と、電流検出器18で検出されたモータ3に供給される電力の電流値と、指定された運転周波数と、メモリ14に記憶されている関係とで、フックブロックに掛かる負荷の負荷率Dを推定する。そして、負荷率に関して予め定められている速度変更しきい値Dthaと、推定した負荷率Dとの大小を比較し、この比較結果に応じて、高速運転周波数と低速運転周波数とのうちの一方をインバータ回路11へ出力する。
請求項(抜粋):
荷を吊り下げるフックブロックと、該フックブロックを吊るす線材が巻き付いているドラムと、該ドラムを回転させるモータと、指定された運転周波数に応じて該モータの回転速度を変えるインバータ回路とを有するインバータ式ホイストにおいて、前記フックブロックに掛かる負荷の負荷率と、前記インバータ回路に供給される電力の電圧値と、前記モータに供給される電力の電流値と、前記運転周波数との関係を、各種負荷率毎、各種電圧毎、各種電流毎、各種運転周波数毎に、記憶しておく記憶手段と、前記インバータ回路に供給される電力の電圧値,及び前記モータに供給される電力の電流値を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された電圧値及び電流値と、指定された前記運転周波数と、前記記憶手段に記憶されている前記関係とで、前記フックブロックに掛かる負荷の負荷率を推定する負荷率推定手段と、負荷率に関して予め定められている速度変更しきい値と、前記負荷率推定手段で推定された前記負荷率とを比較し、この比較結果に応じて、高速運転周波数と低速運転周波数とのうち、一方を選択して、選択した運転周波数を前記インバータ回路に出力する制御手段と、を備えていることを特徴とするインバータ式ホイスト。
IPC (2件):
B66D 3/20 ,  B66D 1/46
FI (2件):
B66D 3/20 F ,  B66D 1/46 B

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