特許
J-GLOBAL ID:200903039507251462

車両の駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-298412
公開番号(公開出願番号):特開平8-158905
出願日: 1994年12月01日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 簡易型の装置を用いて、良好な制御を行う。【構成】 エンジンの吸気通路にスロットル弁と直列に設けられる第2スロットル弁4の駆動用アクチュエータとして、負圧ダイアフラム装置15と三方電磁弁21とを設ける。スリップ発生時に、三方電磁弁21をONにして、負圧ダイアフラム装置15に負圧を導くことにより、1/8開度程度の全閉位置に駆動する。そして、スリップ減少後は、三方電磁弁21をOFFにして、負圧ダイアフラム装置15に大気圧を導くことにより、全開位置に保持するが、全閉位置から全開位置に復帰させる際は、車両走行路面の摩擦係数(μ)に応じたデューティ比のON-OFF繰り返し信号で駆動し、低μ路面ほど開動作速度を遅くして再加速スリップを防止する。
請求項(抜粋):
エンジンの吸気通路にスロットル弁と直列に介装された常開の第2スロットル弁と、車両の駆動輪のスリップ状態を検出するスリップ状態検出手段と、検出されたスリップ状態に応じて第2スロットル弁を閉弁方向に駆動して車両の駆動力を低減する第1の駆動力制御手段と、検出されたスリップ状態に応じてエンジンの燃焼状態を制御して車両の駆動力を低減する第2の駆動力制御手段とを備える車両の駆動力制御装置において、前記第2スロットル弁の駆動用アクチュエータとして、負圧作動室への負圧の導入により前記第2スロットル弁を所定開度の全閉位置に駆動し、大気圧の導入により前記第2スロットル弁を全開位置に復帰させる負圧ダイアフラム装置と、この負圧ダイアフラム装置の負圧作動室に負圧又は大気圧を選択的に導入する三方電磁弁とを設ける一方、前記第1の駆動力制御手段として、前記スリップ状態検出手段により検出されるスリップ状態に応じたON信号又はOFF信号により前記三方電磁弁を駆動して前記第2スロットル弁を全閉位置と全開位置との2段階に制御するON・OFF制御手段と、車両走行路面の摩擦係数の状態を検出する路面状態検出手段と、前記第2スロットル弁を全閉位置から全開位置へ開動作させる時に、前記ON・OFF制御手段に優先して、摩擦係数の低い路面状態での開動作速度が緩やかになるように、前記路面状態検出手段より検出される車両走行路面の摩擦係数の状態に応じたデューティ比のON-OFF繰り返し信号で前記三方電磁弁を駆動するデューティ駆動手段と、を設けたことを特徴とする車両の駆動力制御装置。
IPC (10件):
F02D 29/02 311 ,  F02D 9/02 341 ,  F02D 9/02 351 ,  F02D 11/06 ,  F02D 17/02 ,  F02D 41/22 310 ,  F02D 41/22 330 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 312

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