特許
J-GLOBAL ID:200903039508867866
プレス成形性および接着性に優れた亜鉛系めっき鋼板
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-066620
公開番号(公開出願番号):特開平10-259467
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 プレス成形性および接着性に優れた亜鉛系めっき鋼板を提供する。【解決手段】 少なくとも1方の面のめっき層表面に、金属Ni並びにFe、NiおよびZnの酸化物または酸化物と水酸化物を含有するFe-Ni-Zn-O系皮膜を形成した亜鉛系めっき鋼板。Fe-Ni-Zn-O系皮膜の内の表層部は、Fe、NiおよびZnの酸化物または酸化物と水酸化物からなる酸化物系層で構成され、酸化物系層の厚さが0.5〜50nm、Fe-Ni-Zn-O系皮膜のFe含有量(wt%) とNi含有量(wt%) とZn含有量(wt%)との和に対するFe含有量(wt%) の比率が0.004 〜0.9 、Fe含有量(wt%) とNi含有量(wt%) とZn含有量(wt%) との和に対するZn含有量(wt%) の比率が0.6 以下である。高融点で硬質のFe-Ni-Zn-O系皮膜は、プレス成形時の亜鉛の凝着現象を防ぐ。金属Niの潤滑油吸着作用が前記効果を向上する。Fe酸化物は接着性を改善する。表層部の酸化物系層はプレス成形性と接着性を向上する。
請求項(抜粋):
少なくとも1方の面のめっき層表面に、金属Ni並びにFe、NiおよびZnの酸化物または酸化物と水酸化物を含有してなるFe-Ni-Zn-O系皮膜が形成された亜鉛系めっき鋼板であって、前記Fe-Ni-Zn-O系皮膜の内の表層部は、Fe、NiおよびZnの酸化物または酸化物と水酸化物からなる酸化物系層で構成され、前記酸化物系層の厚さが0.5 〜50nmの範囲内にあり、且つ、前記Fe-Ni-Zn-O系皮膜のFe含有量(wt%) とNi含有量(wt%) とZn含有量(wt%) との和に対するFe含有量(wt%) の比率が0.004 〜0.9 の範囲内にあり、またFe含有量(wt%) とNi含有量(wt%) とZn含有量(wt%) との和に対するZn含有量(wt%) の比率が0.6 以下の範囲内に有ることを特徴とするプレス成形性および接着性に優れた亜鉛系めっき鋼板。
IPC (2件):
FI (2件):
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