特許
J-GLOBAL ID:200903039511329301

電磁作動手段により空気圧式ブレーキブースタを制御する弁組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-524931
公開番号(公開出願番号):特表平9-510671
出願日: 1995年03月14日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】空気圧式ブレーキブースタ10を制御する弁組立体が、第1及び第2の弁座32,34を内部に設けられた制御ハウジング30を有する。弁体40が、これら2つの弁座に接触するよう構成されている。ブレーキブースタ10には2つの室24,26が通常の仕方で設けられ、これらの室のうちの1つの室24が排気され、それと同時に他方の室26が、加圧された空気を供給されることが可能である。付加的な弁座66が設けられている。付加的な弁座66を、ブレーキブースタの制御ハウジング30を半径方向で取囲むスリーブ72により開放して、2つの室のうちの1つにつながる付加的な通気路80を形成することができる。スリーブ72は機械的、及び、又は電磁的に電磁作動手段90により作動させることができる。
請求項(抜粋):
空気圧式ブレーキブースタを制御する弁組立体であって、 第1及び第2の弁座(32,34)を自身の内部に配設した制御ハウジング(30)と、前記弁座(32,34)2つのうち1つに接触できる弁体(40)と、付加的な弁(30,116)とを具備し、 前記弁体(40)が作動部材(38)の1つの位置で第1の前記弁座(32)のみから離れることにより前記ブレーキブースタ(10)の2つの室(24,26)が互いに連通し、かつ、空気吸入口(50)から共に遮断され、 前記弁体(40)が前記作動部材(38)の別の1つの位置で第2の前記弁座(34)から離されることにより2つの前記室(24,26)が互いから遮断され、かつ、前記室(24,26)2つのうち1つが前記空気吸入口(50)に連通し、 前記弁(30,116)が環状の第3の弁座(66)を有し、前記弁座(66)が前記制御ハウジング(30)の外に配置され、前記弁(30,116)がスリーブ(72)を更に有し、前記スリーブ(72)が半径方向に間隔を有して前記制御ハウジング(30)を包囲し、前記制御ハウジング(30)に関して軸心方向に移動でき、第3の前記弁座(66)に向かって賦勢され、かつ、前記室(24,26)2つのうち1つにつながる付加的な通気路(80)を形成している弁組立体において、 前記スリーブ(72)が、前記第3の弁座(66)を開放するために電磁作動手段(90)により移動させられ得ることを特徴とする、空気圧式ブレーキブースタを制御する弁組立体。

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