特許
J-GLOBAL ID:200903039516269137

プロ触媒、プロ触媒前駆物質および多モードエチレン重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-522704
公開番号(公開出願番号):特表2000-502143
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】プロ触媒、プロ触媒前駆物質およびそれらの製造方法を開示する。多モード、好ましくは2モードエチレン単独重合体または共重合体を、好ましくは2工程における気相重合により製造する方法も開示する。本方法で使用するプロ触媒は、a)担体、好ましくはシリカ、をハロゲン化剤、好ましくは二塩化エチルアルミニウムと接触させて第一反応生成物を得ること、b)第一反応生成物を、マグネシウムに結合したヒドロカルビルおよび1種以上のヒドロカルビルオキシ、モノアルキルアミド、ジアルキルアミド、カルボキシラートおよびアルコキシメトキシ基を含む化合物または混合物と接触させ、それによって第二反応生成物(プロ触媒前駆物質)を得ること、およびc)第二反応生成物をチタン化合物、好ましくはTiCl4と接触させることにより製造される。
請求項(抜粋):
ハロゲン含有化合物、マグネシウム化合物およびチタン化合物を担持した担体を含んでなるプロ触媒であって、a)担体をハロゲン化剤と接触させ、それによって第一反応生成物を得る工程、b)第一反応生成物を、マグネシウムに結合したヒドロカルビルおよび1種以上のヒドロカルビルオキシ、モノアルキルアミド、ジアルキルアミド、カルボキシラートおよびアルコキシメトキシ基を含む化合物または混合物と接触させ、それによって第二反応生成物を得る工程、およびc)第二反応生成物を、一般式 ClxTi(ORIV)4-x (2)(式中、RIVはC2〜C20ヒドロカルビル基であり、xは3または4である)を有する塩素含有チタン化合物と接触させ、それによって前記プロ触媒を得る工程を含んでなる製法により製造されること、および工程a)〜c)でプロ触媒成分を担体上に堆積させる時、少なくとも工程a)が、担体を、前記成分を含む液体と接触させることにより行なわれ、前記液体の体積が担体の細孔容積を超えないことを特徴とするプロ触媒。
IPC (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/658 ,  C08F 10/00

前のページに戻る