特許
J-GLOBAL ID:200903039524426543

冷間鍛造部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-091713
公開番号(公開出願番号):特開平10-265840
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 変形抵抗に代表される冷間鍛造性が良好で、冷間加工硬化と時効硬化により、ひずみ変形の大きな焼入焼き戻し等の熱処理を行うことなく、寸法精度の優れた高強度な冷間鍛造部品を提供する。【解決手段】重量比にしてC:0.25〜0.60% 、Si:0.01 〜0.35% 、Mn:0.10 〜1.10% 、P:0.030%以下、S:0.035%以下、N:0.015%以下、O:0.003%以下を含有し、さらにAl:0.005〜0.200%、B:0.0005〜0.0050% 、Ti:0.005〜0.05% 、Zr:0.005 〜0.05% の一種または二種以上を含有し、残部がFeおよび不純物元素からなる硬さがHV100 〜HV160 の球状化焼鈍後の素材を、冷間加工率が60% 以上となる冷間鍛造工程と、下記の式で求められる時効処理指数K値が400 〜800 にある熱処理工程を順に施すことにより、硬さがHV230 以上とすることを特徴とする冷間鍛造部品の製造方法。K=T× logtただし、Tは加熱温度(°C)を示し、その範囲は200 〜450 °Cである。tは加熱時間(分)を示す。
請求項(抜粋):
重量比にしてC:0.25〜0.60% 、Si:0.01 〜0.35% 、Mn:0.10 〜1.10% 、P:0.030%以下、S:0.035%以下、N:0.015%以下、O:0.003%以下を含有し、さらにAl:0.005〜0.200%、B:0.0005〜0.0050% 、Ti:0.005〜0.05% 、Zr:0.005〜0.05% の一種または二種以上を含有し、残部がFeおよび不純物元素からなる硬さがHV100 〜HV160 の球状化焼鈍後の素材を、冷間加工率が60% 以上となる冷間鍛造工程と、下記の式で求められる時効処理指数K値が400 〜800 にある熱処理工程を順に施すことにより、硬さがHV230 以上とすることを特徴とする冷間鍛造部品の製造方法。K=T× logtただし、Tは加熱温度(°C)を示し、その範囲は200 〜450 °Cである。tは加熱時間(分)を示す。
IPC (4件):
C21D 7/02 ,  C21D 9/28 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (4件):
C21D 7/02 Z ,  C21D 9/28 A ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/14

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