特許
J-GLOBAL ID:200903039525369276
磁気共鳴撮影装置を用いた撮影方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-220016
公開番号(公開出願番号):特開平9-056689
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【目的】 傾斜磁場印加手順を簡単にするオブリーク断面の撮影方法を提供する。【構成】 X、Y、Zのいずれかの軸を含む投影面にオブリーク断面を投影し、この投影面内の直交する二方向に位相エンコード傾斜磁場と信号読み出し傾斜磁場を印加し、オブリーク断面を撮影する。(a)は撮影される断面とその投影面、(b)はオブリーク断面撮影法のシーケンスを示す。信号読み出し傾斜磁場の印加は、一方向の傾斜磁場のみで行なう。信号読み出し傾斜磁場を印加した場合、位置情報はpr’軸で示した方向に付与され、作成される画像は、撮影断面をpr’平面に投影した画像となる。投影面で定義され面内で直交する二方向(p方向とr’方向)に位相エンコード傾斜磁場とスライス選択傾斜磁場を印加する。【効果】 位相エンコード傾斜磁場と信号読み出し傾斜磁場を、一方向の傾斜磁場で同時に印加する必要がない。
請求項(抜粋):
静磁場を発生する静磁場発生手段と、互いに直交する、x、y、zの三方向にそれぞれ傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、検査対象の核磁化を励起する高周波磁場を発生する高周波磁場発生手段と、前記検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する信号検出手段と、該記信号検出手段による検出信号の演算を行なう計算機と、該計算機による演算結果の出力手段とを有する磁気共鳴撮影装置を用い、前記傾斜磁場のうち少なくとも二方向の前記傾斜磁場と前記高周波磁場により核磁化が選択的に励起され、x、y、z方向の三軸のうち少なくとも二軸と交差するオブリーク断面の撮影を行なうために、位相エンコードと信号読み出しの傾斜磁場を、前記オブリーク断面に対し所定の投影面の法線方向に直交する方向にそれぞれ印加する撮影方法において、前記投影面の法線方向(s’方向)と前記投影面内において互いに直交する、位相エンコード方向(p’方向)、信号読み出し方向(r’方向)のそれぞれが、x、y、z、-x、-y、-z方向のいずれかと一致する数(N’)が、前記オブリーク断面の法線方向(s方向)と前記オブリーク断面内において互いに直交する、位相エンコード方向(p方向)、信号読み出し方向(r方向)のそれぞれが、x、y、z、-x、-y、-z方向のいずれかと一致する数(N)より大であることを特徴とする磁気共鳴撮影装置を用いた撮影方法。
引用特許:
前のページに戻る