特許
J-GLOBAL ID:200903039525726346

内燃機関の燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-025118
公開番号(公開出願番号):特開平10-220270
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】いかなる機関運転条件下にあっても同機関への燃料噴射量を常に適正に維持する。【解決手段】本装置では、内燃機関1の気筒に流入する燃料の動的挙動モデルを使用し、吸気ポート17近傍における燃料の壁面付着率及び残留率を動的挙動モデルのパラメータとしてインジェクタ18による燃料噴射量を制御する。詳細には、ECU30内のCPU33は、吸気ポート17の近傍領域を複数のエリアに分割し、該エリア毎に壁面付着率及び残留率を設定する。また、分割されたエリア毎の個々の壁面付着率及び残留率に基づき、吸気ポート近傍領域の全域における燃料の付着及び残留の度合を算出する。すなわち、分割されたエリア毎に壁面付着燃料量を算出すると共に、その壁面付着燃料量を吸気ポート近傍領域の全域にて加算する。そして、その加算結果を基にインジェクタ18による実際の噴射燃料量を算出する。
請求項(抜粋):
内燃機関の気筒に流入する燃料の動的挙動モデルを使用し、吸気ポート近傍における燃料の壁面付着率及び残留率を前記動的挙動モデルのパラメータとしてインジェクタによる燃料噴射量を制御する内燃機関の燃料噴射量制御装置であって、吸気ポート近傍領域を複数のエリアに分割し、該エリア毎に前記壁面付着率及び残留率を設定するエリア別パラメータ設定手段と、前記分割されたエリア毎の個々の壁面付着率及び残留率に基づき、前記吸気ポート近傍領域の全域における燃料の付着及び残留の度合を算出すると共に、該算出結果に応じて前記インジェクタによる燃料噴射量を補正する燃料噴射量補正手段とを備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/04 330
FI (3件):
F02D 41/14 310 L ,  F02D 41/14 310 F ,  F02D 41/04 330 P
引用特許:
出願人引用 (5件)
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