特許
J-GLOBAL ID:200903039528726738

バースト信号多重化位相制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-140418
公開番号(公開出願番号):特開平5-336143
出願日: 1992年06月01日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 パッシブダブルスター形伝送路を用いたTDM多重伝送において通信容量の効率を落とすことなく簡単かつ適確に端末からの送信信号の位相を調整するバースト信号多重化位相制御方式を提供する。【構成】 SLTが位相調整信号の発出要求信号とともに第1の位相補正時間をNTに送信すると、NTはこの第1の位相補正時間に相当する遅延時間の後に位相測定用信号を送出し、SLTはこの位相測定用信号の受信時刻および前記遅延時間によりSLTからNTまでのラウンドトリップ時間を算出し、該ラウンドトリップ時間が所定の最大ラウンドトリップ時間に等しくなる第2の位相補正時間を算出して送出し、NTはこの第2の位相補正時間だけ送出タイミングを遅らせるようにしている。
請求項(抜粋):
主局と複数の従局によるパッシブダブルスター形伝送路網を用いた時分割によるバースト多重化伝送において従局からの上り信号のバースト信号の多重のために各従局からの信号位相がシステムの最長の伝搬時間に等しくなるような制御を行うバースト信号多重化位相制御方式であって、主局は下り信号における空きタイムスロット中に第1の位相補正時間、従局に与えられた従局識別コード情報、および従局に位相調整信号を発出する要求信号を搭載した信号を送出し、従局は前記タイムスロットの信号を受信し終わった後、前記第1の位相補正時間に相当する遅延時間の後に前記従局識別コード情報を付与した位相測定用信号を送出し、主局は従局からの前記位相測定用信号を受信し、この受信した時刻および前記遅延時間により主局から従局までのラウンドトリップ時間を算出し、該ラウンドトリップ時間が予め定められた最大ラウンドトリップ時間に等しくなる第2の位相補正時間を算出し、該第2の位相補正時間と前記従局識別コード情報を搭載した信号をタイムスロット中に送出し、従局は前記タイムスロット中の信号を受信し、前記従局識別コード情報を照合した後、前記第2の位相補正時間だけ送出タイミングを遅らせることを特徴とするバースト信号多重化位相制御方式。

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