特許
J-GLOBAL ID:200903039529373170

可変容量型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-032147
公開番号(公開出願番号):特開平10-231782
出願日: 1997年02月17日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 運転停止時において、冷媒が外部冷媒回路から内部に流入することを防止できる可変容量型圧縮機を提供すること。【解決手段】 容量制御弁49は、感圧室58に導入される吸入冷媒ガスの圧力に感応して給気通路48の開度を調節する。感圧通路50は、容量制御弁49の感圧室58と収容孔27とを接続し、同収容孔27に対して位置決め面33で開口50aされている。同開口50aは、遮断体28が閉位置に切り換え配置されると同時に遮断面34によって閉塞される。容量制御弁49及び傾角減少バネ26は、車両エンジン20が停止されると斜板23を最小傾角として、遮断体28を閉位置に配置する。
請求項(抜粋):
ハウジングにはシリンダボア及びクランク室が形成されるとともに、駆動軸が回転可能に保持され、シリンダボア内にはピストンが往復運動可能に収容され、クランク室内には駆動軸の回転運動をピストンの往復直線運動に変換するカムプレートが傾動可能に収容され、吐出圧領域とクランク室とは給気通路により接続され、クランク室と吸入圧領域とは抽気通路により接続され、給気通路及び抽気通路の少なくとも一方には感圧弁である容量制御弁が介在され、容量制御弁と吸入圧領域とは感圧通路により接続され、同感圧通路を介して導入される吸入圧領域の圧力に感応して容量制御弁が給気通路及び抽気通路の少なくとも一方の開度を調節することでクランク室の圧力が変更され、同クランク室の圧力とシリンダボア内の圧力とのピストンを介した差が変更されてカムプレートの傾角を調節する構成の可変容量型圧縮機において、前記吸入圧領域の外部冷媒回路側とシリンダボア側との連通を遮断する閉位置と開放する開位置とに切り換え移動可能な遮断体と、駆動軸の回転が停止された場合には遮断体を閉位置に配置する停止時制御手段とを備え、閉位置にある遮断体により前記感圧通路が遮断されるように構成された可変容量型圧縮機。
IPC (3件):
F04B 27/14 ,  F04B 27/08 ,  F04B 49/00
FI (4件):
F04B 27/08 S ,  F04B 49/00 A ,  F04B 27/08 P ,  F04B 49/02 321

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