特許
J-GLOBAL ID:200903039531206389

相対的に運動可能な部品間の振動を制限するための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-003896
公開番号(公開出願番号):特開平8-261279
出願日: 1996年01月12日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 相対的に運動可能な部品間の振動を制限するアクティブ制御型のダンパを提供する。【解決手段】 ダンパ40は、部品の間に接続され、第1及び第2のリング形状の部材50、60を備える。第1の部材50は、一方の部品に係合可能なプラットフォーム面54を有し、第2の部材60は、他方の部品に係合可能なプラットフォーム面64を有する。一方の部材は、両部材の間に位置する一連のシールされた流体チャンバを形成する。これらチャンバは、両部材の周囲で互いに隔置されていて流体を収容しており、一方の部材に接続された独自のブレード部材を有している。各々のチャンバは、それぞれ独自の電磁石の対を有していてチャンバの中の流体にエネルギ場を与え、その流体のせん断力に対する抵抗を変化させ、従って、ブレード部材に対する流体の抵抗を変化させる。
請求項(抜粋):
相対的に運動可能な部品の相対的な振動を制限するために前記部品の間に接続可能な装置であって、一方の部品に係合可能な第1のプラットフォーム面を有する第1のリング形状の部材と、他方の部品に係合可能な第2のプラットフォーム面を有する第2のリング形状の部材とを備え、前記第1及び第2のリング形状の部材の一方は、前記第1及び第2のリング形状の部材の間にシールされた流体チャンバを形成し、該流体チャンバは、流体を収容しており、該流体は、この流体に作用するエネルギ場に応答して変化する、せん断力に対する抵抗を有しており、当該装置は更に、前記第1及び第2のリング形状の部材の一方に接続されると共に前記シールされた流体チャンバの中へ伸長するブレード部材と、前記シールされた流体チャンバの中の前記流体にエネルギ場を与えて、前記流体のせん断力に対する抵抗を該流体に作用する前記エネルギ場の関数として変化させるための手段とを備え、前記シールされた流体チャンバの中の前記ブレード部材の運動が、前記流体によって抵抗を受けて、前記第1及び第2のリング形状の部材の相対的な振動を制限し、従って、前記相対的に運動可能な部品の振動を制限するように構成されたことを特徴とする装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  B64G 1/38 ,  F16F 9/53
FI (3件):
F16F 15/02 F ,  B64G 1/38 A ,  F16F 9/53
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-008528
  • 特開平3-066944

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