特許
J-GLOBAL ID:200903039540079560

嵌合ケース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-126498
公開番号(公開出願番号):特開平7-336062
出願日: 1994年06月08日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】嵌合部の製造容易性や嵌合操作の容易性を確保しつつ、防水性、遮水性を向上可能な嵌合ケースを提供する。【構成】支持壁部15、遮水板部16及び床板部17を含む周壁12の外表面の更に外側に、特に遮水板部16の外側に係止バー11を形成しているので、この係止バー11の形成にもかかわらず、係止バー11の近傍にて周壁12を切り欠いてケース内部に連通する窓を貫口する必要がなく、従来のようにこの窓の隙間からケース内に水分が侵入するということが防止される。また、係止バー11と下箱1から立ち上がる遮水板部16(周壁)との間の横方向の幅(第1ギャップ)は、爪板21の爪部21bの同方向の幅より大きく形成され、かつ、爪板21の爪板部21aの幅とその弾性変形距離である第2ギャップとの和は上記第1ギャップより小さく形成される。
請求項(抜粋):
互いの周壁の開口端部が脱着可能に嵌合するとともに、嵌合状態で全周にわたって互いに密接する密接部が形成される第1箱体及び第2箱体と、前記第1又は第2の箱体の前記周壁の外表面から前記外表面に対して外方向へ所定量の第1のギャップを隔てつつ前記外表面に略平行な姿勢にて両端が前記第1箱体の周壁に固定される係止バーと、前記第2の箱体の周壁の前記外表面から前記外表面に対して外方向へ所定量の第2のギャップを隔てつつ前記外表面に略平行な姿勢にて前記第2箱体の周壁の外表面又は開口端面から前記第1の箱体に設けられた前記係止バーへ向けて延設される弾性変形可能な爪板と、を備え、前記爪板はその先端に前記係止バーに係止可能な爪部を有し、前記第1のギャップは、前記両箱体の外方向における前記爪部の全幅を超える幅を有するとともに、前記爪板の厚さと前記第2ギャップとの和より大きく形成されることを特徴とする嵌合ケース。

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