特許
J-GLOBAL ID:200903039556230136

シールド・セグメントの二方向楔式継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-229521
公開番号(公開出願番号):特開平6-073995
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 セグメント間のズレを矯正することができるとともに、継手部の強度を向上させたシールド・セグメントの継手構造の提供。【構成】 隣接するセグメントのそれぞれに備えた接続用金具を、連結金具により連結するように構成したシールド・セグメントの継手構造において、上記接続用金具が、セグメントによって構成されるシールド・トンネルの半径方向に形成されたシンメトリカルな2個の溝を有し、それぞれの溝を形成する4個の壁面のうち2個の直交する壁面は勾配を備えており、かつ上記連結金具を、2方向のズレに対応できるように、接続用金具の溝の壁面の勾配と同じ勾配の勾配面を備えた楔状に形成し、隣接するセグメントの対向する接続用金具の両方の溝に亘って嵌挿し得るように構成した。
請求項(抜粋):
隣接する各セグメントの接触部に所定間隔をおいて複数個の接続用金具を配設し、該隣接するセグメントの対向する接続用金具を連結金具により連結するように構成したシールド・セグメントの継手構造において、上記接続用金具が、セグメントによって構成されるシールド・トンネルの半径方向に形成されたシンメトリカルな2個の溝を有し、それぞれの溝を形成する4個の壁面のうち直交する2個の壁面は勾配を備えており、上記連結金具が、上記接続用金具の溝の壁面の勾配と同じ勾配を有する外面を備えた楔状に形成され、かつ上記隣接するセグメントの対向する接続用金具の両方の溝に亘って嵌挿されるように構成されていることを特徴とするシールド・セグメントの継手構造。

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