特許
J-GLOBAL ID:200903039562513441

光ディスク及び光ディスク再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-007838
公開番号(公開出願番号):特開平5-197962
出願日: 1992年01月20日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 現行のレーザ光波長及びレンズ開口数の条件下であっても、トラックピッチの値をさらに縮小しうる光ディスク及びこの光ディスクを再生するための光ディスク再生装置を提供する。【構成】 ホプキンスの「光ディスクの読取信号に関するスカラー理論による基本式」に基づき、2分割受光面を有する光検出器で受光した場合に、一方の半受光面の読取出力が、直流成分のみとなるように情報ピットの寸法諸元を決定した光ディスクと、その光ディスクを2分割光検出器を用いて読取り再生する再生装置として構成する。
請求項(抜粋):
所定の開口数の条件で所定の波長の照射レーザ光を用い当該照射レーザ光の回折反射作用を利用して読取られ、かつ再生されるべき記録情報が記録された情報記録面を有する光ディスクであって、当該情報記録面上において前記光ディスクの円周に沿う方向であるディスク円周方向へ向かうとともに相互に隣接する2つのトラックが所定のトラックピッチを有する渦巻状のトラック上に、所定のピット幅及び所定のピット光学的高さを有する情報ピットが前記ディスク円周方向に複数個設けられ、前記記録情報が当該複数の情報ピットの個々のピット長さの値に情報変換されて記録される光ディスクにおいて、前記所定の波長の照射レーザ光が、前記渦巻状のトラックの任意の相互に隣接する2つのトラックの略中心線上に照射され、かつ当該照射レーザ光が前記情報ピットにより回折及び反射されて戻ってきた反射レーザ光が、前記ディスク円周方向と平行な線を分割線として左側半受光面及び右側半受光面とに2分割された受光面を有し前記照射レーザ光が前記トラックの中心線上に照射された場合には前記反射レーザ光が当該受光面の中央部に入射するように構成された光検出器により受光され、前記受光面に入射した反射レーザ光が電気信号に変換され光検出信号として出力されるとき、前記隣接する2つのトラックのうちのいずれか一方のトラックに記録された記録情報を読み取る場合に、前記左側半受光面及び右側半受光面のうちいずれか一方の半受光面において、前記ディスク円周方向に向かって前後方向に前方受光領域及び後方受光領域の2つの受光領域に分けたときに当該前方受光領域における光検出信号S1 が、その直流成分に関する定数をa、その周波数成分に関する第1の定数をb、円周率をπ、その周波数成分に関する第2の定数をν、位相差に関する第1の定数をφ1 、位相差に関する第2の定数をφ2 、及び時間を表す変数をtとしたとき、下記の式S1 =a+b×cos(2πνt+φ1 )で表現され、かつ、前記後方受光領域における光検出信号S2 が、下記の式S2 =a+b×cos(2πνt+φ2 )で表現された場合に、下記の式【数1】が成立するように、前記開口数、波長、トラックピッチ、ピット幅、ピット光学的高さ、及びピット長さの値が決定されることを特徴とする光ディスク。
IPC (2件):
G11B 7/00 ,  G11B 7/24 561

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