特許
J-GLOBAL ID:200903039564522685

ディジタルリレー用整定値メモリーの分割使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-210330
公開番号(公開出願番号):特開平8-079961
出願日: 1994年09月05日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】ディジタルリレーに使用している不揮発RAMに部分的な欠陥が有るのを発見すれば、この欠陥部分を避けて使用することにより電力系統の運転中断や当該リレーの交換などを極力回避できるようにすることにある。【構成】不揮発RAM5を予め複数の領域に分割しておき、バッファRAM3から転送されたデータを第1の領域に格納する。第1領域の格納データを読み出してサムチェックをした結果が不一致ならばこの第1領域に欠陥有りと判断するが、不揮発RAM5の不良警報は出力せず、バッファRAM3のデータを不揮発RAM5の第2の領域に転送してそのまま使用を継続する。第2領域に欠陥が生じれば第3の領域へと順次データの転送を続けて、全ての領域で欠陥を生じた場合にのみ不揮発RAM5の不良警報を出力する。
請求項(抜粋):
ディジタルリレーの特性を決める複数の整定値の総和であるサム値を演算し、これら各整定値とサム値とを順次バッファランダムアクセスメモリー(バッファRAM)に格納する操作が終了すれば、これら格納データを一括して電気的に書換え可能で電源がオフしても記憶を喪失しないランダムアクセスメモリー(不揮発RAM)に転送し、特定の時点で前記不揮発RAMに格納した各整定値データを読み出してその総和を演算し、この演算された総和と当該不揮発RAMに格納されているサム値とを比較するサムチェックを行い、このサムチェックの結果が不一致ならば、前記バッファRAMに格納していたデータを前記不揮発RAMの空白の領域に転送し直すことを特徴とするディジタルリレー用整定値メモリーの分割使用方法。
IPC (2件):
H02H 3/02 ,  G06F 12/16 310
引用特許:
審査官引用 (2件)

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