特許
J-GLOBAL ID:200903039574632284

二成分系現像剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-209946
公開番号(公開出願番号):特開平8-076429
出願日: 1994年09月02日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【構成】 トナーとキャリアとを含む二成分系現像剤。トナーはトナー粒子を含み、トナー粒子は、定着用樹脂、および所定の割合の磁性粉末を含有し、定着用樹脂は、それぞれアニオン性極性基を有する低分子体と高分子体とを有する樹脂を含む組成物でなり、低分子体におけるアニオン性極性基の含有割合は高分子体におけるアニオン性極性基の含有割合より少なく、かつ低分子体のSP値は高分子体のSP値より小さい。キャリアの粒子は、所定の磁性材料でなるコア粒子とこのコア粒子を被覆する被覆層とを有し、被覆層はカチオン性極性基を有する樹脂を含有する樹脂組成物でなる。【効果】 帯電制御剤を全く含有しない二成分系現像剤が提供される。このような現像剤は帯電性が充分であり、複写時のトナー飛散がなく、転写効率が充分であり、必要な濃度の複写画像が長時間、安定して得られ、転写像の定着性にも優れる。トナーの粉砕性も高い。
請求項(抜粋):
トナーとキャリアとを含む二成分系現像剤であって、該トナーがトナー粒子を含み、該トナー粒子が、定着用樹脂、および該樹脂中に分散された磁性粉末を含有し、該定着用樹脂が、それぞれアニオン性極性基を有する低分子体と高分子体とを有する樹脂を含む組成物でなり、該低分子体におけるアニオン性極性基の含有割合が該高分子体におけるアニオン性極性基の含有割合より少なく、かつ該低分子体のSP値が該高分子体のSP値より小さく、該磁性粉末が、該定着用樹脂100重量部に対して0.1から5重量部の割合で該トナー粒子中に含有され、該キャリアの粒子が、コア粒子と該コア粒子を被覆する被覆層とを有し、該コア粒子が、次式(A)で示される磁性材料でなり:MOFe2O3 (A)ここでMはCu、Zn、Fe、Ba、Ni、Mg、Mn、AlおよびCoでなる群から選択される少なくとも1種の金属である、そして、該被覆層がカチオン性極性基を有する樹脂を含有する樹脂組成物でなる、二成分系現像剤。
IPC (4件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/083 ,  G03G 9/107 ,  G03G 9/113
FI (4件):
G03G 9/08 325 ,  G03G 9/08 301 ,  G03G 9/10 321 ,  G03G 9/10 351

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