特許
J-GLOBAL ID:200903039575482340
遠心通気装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-094820
公開番号(公開出願番号):特開2000-000594
出願日: 1999年04月01日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】 安定した状態で、比較的高い回転速度での動作を可能にする。【解決手段】 液体中に酸素を送り込むための遠心通気装置は、水中において上下方向の軸に取り付けられた回転駆動可能な羽根車(10)を備えている。この羽根車(10)には、ディスク本体(11)と、ディスク本体(11)から下方に突出した複数の羽根(12)とが設けられている。各前記羽根(12)は、ディスク本体(11)のエッジから半径方向に任意の距離離隔した地点において終端しており、こうして、前記羽根の存在しない外周領域(16)を形成している。この外周領域(16)において、前記ディスク本体(11)は前記羽根(12)を越えて延びている。これにより、100rpmを超える高い回転速度であっても、遠心通気装置の流体力学的に安定した動作を可能にし、コンパクトな構造およびロスの少ない酸素取込みを可能にする。
請求項(抜粋):
ディスク本体(11)を備えた回転駆動可能な羽根車(10)を具備し、前記ディスク本体(11)が、上下方向の軸の周囲に取り付けられていて、その下面側に複数の羽根(12)を備えており、前記複数の羽根(12)の各々が、前記ディスク本体(11)のエッジから半径方向にある距離離隔した地点において終端していることを特徴とする液体中に酸素を送り込むための遠心通気装置。【請求項 2】 前記ディスク本体(11)が前記羽根(12)の存在しない外周領域(16)を有し、該外周領域(16)が、前記ディスク本体(11)の半径の5〜30%、好ましくは、約10〜20%の範囲内の幅を有するものである請求項1に記載の遠心通気装置。【請求項3】 前記ディスク本体(11)のエッジにおける外周回転速度が6m/sより速い請求項1に記載の遠心通気装置。【請求項4】 前記羽根車(10)の回転速度が少なくとも100rpmである請求項1に記載の遠心通気装置。【請求項5】 ディスク本体(11)を備えた回転駆動可能な羽根車(10)を具備し、前記ディスク本体(11)が、上下方向の軸の周囲に取り付けられており、その下面側に複数の羽根(12)を備えており、前記複数の羽根(12)の各々が、半径方向外方端(121)において、最大の高さを有し、分離エッジとして終端していることを特徴とする液体中に酸素を送り込むための遠心通気装置。【請求項6】 各前記羽根(12)の高さは、前記回転軸(13)からの距離が大きくなるのにつれて大きくなっている請求項5に記載の遠心通気装置。【請求項7】 各前記羽根(12)の半径方向内方端(122)における高さが、前記羽根(12)の最大の高さの少なくとも10%である請求項5または6に記載の遠心通気装置。【請求項8】 各前記羽根(12)が湾曲した形状であり、前記羽根車(10)の回転方向は、各前記羽根(12)の凸状外方面(12a)が前方に向くような方向である請求項1から7までのいずれか1項に記載の遠心通気装置。【請求項9】 各前記羽根(12)の最大の高さが、前記ディスク本体(11)の半径の30〜60%、好ましくは、50%である請求項1から8までのいずれか1項に記載の遠心通気装置。【請求項10】 各前記羽根(12)が、少なくとも30%の外周範囲にわたって延びるよう設けられている請求項1から9までのいずれか1項に記載の遠心通気装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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