特許
J-GLOBAL ID:200903039584107234

フェノールにより改質されたシリコーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-110846
公開番号(公開出願番号):特開平6-032905
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 低温において粘性の低いシリコーン組成物を提供する。【構成】 シリコーン組成物に、フェノールで改質した分岐状/環状シリコーンを含ませる。該フェノール改質シリコーンは、三官能性分岐状シリコーンTDx(Si(CH3 )2 M’)3 ;環状シリコーン(RM’SiO)b ;四官能性分岐状シリコーンQp Dx (Si(CH3 )2 M’)y ;等とされる。式中、M’はオレフィン置換フェノール単位であり、好適にはオイゲノール[HO(H3 CO)( C6 H 4 )-( CH2 CH=CH)- ]単位である。これらの分岐状/環状のフェノール改質シリコーン組成物は、直鎖状のフェノール改質シリコーン組成物に比べて低温での粘度が小さく、-80°Cに於ても液状を保つ。
請求項(抜粋):
次の一般式の、フェノールにより改質された分岐状シリコーン【化1】TDx (Si(CH3 )2 M’)3を含んで成るシリコーン組成物であって、上式中、Tは一般式RSiO3/2 の三官能性アルキルシロキシ単位であってRは炭素数1乃至約20のアルキル基であり、Dは一般式R2 SiO2/2 のアルキルシロキシ単位であってRは同上の定義であり、xは0以上であり、M’は置換フェノール単位である、シリコーン組成物。

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