特許
J-GLOBAL ID:200903039587829869

セルロースの酵素加水分解のための上向流沈殿反応器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-545803
公開番号(公開出願番号):特表2008-523788
出願日: 2005年12月16日
公開日(公表日): 2008年07月10日
要約:
前処理されたセルロース原料から加水分解生成物を生産するためのセルロースの酵素加水分解の方法が提供される。該方法は、加水分解反応器の底部で前処理されたセルロース原料の水性スラリーを注入することを含む。非溶解固体が液体の速度よりも緩慢な速度で上方に流れるよう、混合を避け1時間あたり約0.1から約20フィートの平均スラリー流速を維持することにより、反応器中の軸方向分散は制限される。セルラーゼ酵素は、注入の段階の前または該段階中に、水性スラリーに添加される。加水分解生成物および非加水分解固体を含む水流は、加水分解反応器から除去される。該方法で使用するためセルラーゼ酵素および凝集剤を含む酵素組成物も提供される。さらに、セルラーゼ酵素および凝集剤を含むキットが提供される。【選択図】図1A
請求項(抜粋):
以下からなる、前処理されたセルロース原料から加水分解生成物を生産するためのセルロースの酵素加水分解の方法: i) 前処理されたセルロース原料の水性スラリーを提供し、該スラリーが液体中に約3%から約30%の非溶解固体を含み、該非溶解固体が少なくとも約20%のセルロースを含むこと; ii) 非溶解固体が液体の速度よりも緩慢な速度で上方に流れるよう、加水分解反応器の底部に水性スラリーを注入し、混合を避けることにより反応器中の軸方向分散を制限し、1時間あたり約0.1から約20フィートの平均スラリー流速を維持すること; iii) 注入の段階(段階ii)の前または該段階中に、またはその組合せにより、セルラーゼ酵素を水性スラリーに添加すること;および iv) 加水分解生成物および非加水分解固体を含む水流を加水分解反応器から除去し、該加水分解生成物がグルコース、セロビオース、グルコース・オリゴマーまたはそれらの組合せを含むこと。
IPC (6件):
C12P 19/14 ,  C12M 1/40 ,  C12N 9/98 ,  B01D 21/01 ,  B01D 21/00 ,  B01D 21/02
FI (9件):
C12P19/14 A ,  C12M1/40 Z ,  C12N9/98 ,  B01D21/01 102 ,  B01D21/01 105 ,  B01D21/01 110 ,  B01D21/00 B ,  B01D21/00 C ,  B01D21/02
Fターム (29件):
4B029AA02 ,  4B029BB16 ,  4B029CC01 ,  4B050CC07 ,  4B050DD02 ,  4B050DD03 ,  4B050KK20 ,  4B050LL05 ,  4B064AF02 ,  4B064AF03 ,  4B064AF04 ,  4B064CA21 ,  4B064CB01 ,  4B064CD24 ,  4B064CE03 ,  4B064DA16 ,  4D015BA19 ,  4D015BA28 ,  4D015BA29 ,  4D015BB05 ,  4D015BB06 ,  4D015BB08 ,  4D015CA20 ,  4D015DA06 ,  4D015DB02 ,  4D015DC06 ,  4D015DC07 ,  4D015DC08 ,  4D015EA32
引用特許:
審査官引用 (3件)

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