特許
J-GLOBAL ID:200903039593867217
セグメンテーション及び分類による信号自動解析方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-155626
公開番号(公開出願番号):特開平6-090908
出願日: 1991年05月30日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】セグメンテーション及び分類による信号の自動解析のための方法に関する。【構成】信号を分割するために、この方法はサンプルを結びつけ近隣のパルスと併合することにより、繰り返し行われる。セグメンテーションが得られると、次に分類が行われる。生理学的起源を持つ信号の解析における応用に利用される。
請求項(抜粋):
物理量が測定されそれがデジタルデータに転換され、そのデータはまず保存され、次に、重要なパルスを検出するために、そして測定された物理量のある統計的特徴を得るために処理され、特に生理学的起源を持つパルス信号の自動解析方法であって、重要なパルスを検出するための処理は、以下の操作を含む;A)第1位相において:セグメントは信号内で定義され、これらセグメントのそれぞれが、セグメントの一先端を構成する1つの開始サンプルと、パルスの頂点部分を構成する1つのピークサンプルと、セグメントのもう1つの先端を構成する1つの終サンプルを持つ1つのパルスに対応し、セグメンテーション位相として知られるこの第1位相は以下の操作を含む:a)解析振幅の明確な値は、保存されたサンプルの最大振幅に等しく定められ、それに対応するサンプルは、これから構成される最初のパルスの開始、ピーク、及び終サンプルとしてとり入れられたものである、b)解析振幅はある明確な量ずつ小さくされ、この新しい小さくなった振幅を持つものがすでに保存されたサンプル中から見つけ出される、c)見つけ出されたそれぞれのサンプルに対し、これは先の操作a)ですでに見つけられたサンプルにつながっているかどうか調査が行われ、そして、c1)もしサンプルがつながっているならば、それは構成されつつあるパルスの新しい開始サンプル或いは終サンプルとしてとり入れられる、c2)もしサンプルがつながっていなければ、それはこれから新たに構成されるパルスの新しい開始、ピーク及び終サンプルとしてとり入れられる、d)操作b)及びc)は、漸進的に解析振幅を小さくすることによって繰り返され、それによって序々に、つながっているパルスの開始及び終サンプルは構成されつつあるそれらのパルスに結びつけられ、新しいサンプルが現れるとこれから構成される新しいパルスのピークとしてとらえられる、e)操作d)のそれぞれの繰り返しにおいて、以下の条件を満たすならば構成されている2つのパルスは1つに併合される、e1)2つのパルスが、2つのパルスの2つのピークの間の谷間を定義するサンプルを共同で所有していること、e2)それぞれのパルスについてピークサンプルの振幅と共通の谷間サンプルの振幅の差を計算し、これらの差の比率が第1しきい値よりも大きいこと、e3)ピークと谷間の振幅の差が最小であるパルスの周期が、第2しきい値より小さいこと、e4)2つのピークと谷間の振幅の差が第3しきい値よりも低いこと、2つのパルスの1つのパルスの併合は、パルスの開始サンプルには第1パルスの開始サンプルを、終サンプルには第2パルスの終サンプルを、ピークサンプルには2つのパルスのうち高い方のピークサンプルをとることにより成され、3つのしきい値はこの第1位相で3つの任意の値を持つ、f)解析振幅は、前もって決められた最小値になるまで小さくされ、この最小値に対応する最後の繰り返しにより一連のセグメントが得られ、それぞれのセグメントは、明確なピーク振幅を持つ1つのパルス、一周期、及びピークと谷間の差を持つ、B)第2位相において:g)第1セグメンテーション位相の後得られたパルスから統計的解析がなされ、3つのヒストグラムが、各々ピークと谷間の差、周期、及び得られたパルスの振幅に関して決定される、h)得られた3つのヒストグラムに基いて、3つの新しいしきい値が各々ピークと谷間の差の比率、周期、及びピークと谷間の差に関して決定される、i)第1位相の操作e)はこれらの新しいしきい値で繰り返され、新しいパルスを修正し併合することによって信号を再分割することが可能になる、j)操作i)の後得られた新しいパルスで、第1位相の操作e)は、それ以上新しい併合を行うことができず、それ以上得られたパルスの数を減らせることもできなくなるまで繰り返され、最終的なパルスの組を持つ明確に分割された信号が残り、そのパルスの組において解析がなされる。
IPC (2件):
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