特許
J-GLOBAL ID:200903039594619950

レール足部の溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-093396
公開番号(公開出願番号):特開平6-304752
出願日: 1993年04月20日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 耐火物裏当て材をレール溶接部底面に装着し、ガスシールドアーク溶接法、セルフシールドアーク溶接法により溶接する際に初層裏波溶接から2層目へ折り返し端部における微小なひけ巣状欠陥を防止し、タブ溶接金属を省略する。【構成】 初層裏波溶接〜2層目溶接において、下記溶接手法を単独ないし複数組合せて行う。(1) 裏波溶接完了後、溶接アークを5 〜40秒間中断。(2) 裏波溶接終了後、ビード端部において電流、電圧を低下させる端部処理を8 〜45秒間行う。(3) 裏波溶接の終盤部で電流、電圧を80%以下に低下させる。(4) 裏波溶接の終盤部、または終了後、端部において溶接アークを0.5 〜10秒間隔で1 〜40回断続する。【効果】 2層目溶融プールの下面に最初から初層凝固層が形成されるためひけ巣の発生が防止され、タブ溶接金属を省略できるため溶接後の除去工程が省略できる。
請求項(抜粋):
耐火物裏当て材をレール溶接部底面に装着し、ガスシールドアーク溶接法、セルフシールドアーク溶接法によりレールの足部を溶接する際に、初層裏波溶接を完了後、折り返し端部において、溶接を5〜40秒間中断し、その間に初層溶接金属が裏当て材と接する底面層の凝固を促進し、その後トーチの横行方向を反転して2層目の溶接を行うことを特徴とするレール足部の溶接方法。
IPC (2件):
B23K 9/038 ,  B23K 9/095 501
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-016861
  • 特開昭52-078646

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