特許
J-GLOBAL ID:200903039598288940

可変長符号化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-051813
公開番号(公開出願番号):特開平5-259922
出願日: 1992年03月10日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 入力サンプルレートと同じ速度で連続ビット列を作成できる。【構成】 2nビットのビット列を入力して適切な量だけMSB側にシフトしてMSB側のnビットを出力するバレルシフタ15と、バレルシフタ15の出力を格納するフリップフロップ16と、その出力と現サイクルの符号入力をつなぎ合わせて有効なビット列をMSB側にシフトして出力するバレルシフタ17と、その出力を格納するフリップフロップ18と、可変長符号の有効ビット数を入力してバレルシフタ17のシフト量とフリップフロップ17に連続ビット列がnビットそろったことを後段回路に伝える出力表示信号を出力する制御回路とを備えている。繰越ビットを算出する部分と連続ビット列を算出する部分とを独立しているため、入力サンプルレートと同じ速度で動作させることができる。
請求項(抜粋):
情報サンプルの発生頻度に基づいて各情報サンプルの符号語長を可変にすることにより平均符号語長を短くする可変長符号化器において、最大符号長をnビットとして、連続ビット列を生成したときにnビットに満たない連続ビット列である繰越ビットをnビットのLSB側に詰めて格納する第1のフリップフロップと、第1の前記フリップフロップの出力であるnビットの前記繰越ビット列を上位に、また有効な現入力可変長符号をMSB側に詰めたnビットの入力符号列を下位にして2nビット列として入力され、その2nビットに対して入力符号の有効ビット数だけMSB側にシフトして上位nビットを繰越ビット列として第1の前記フリップフロップに出力する第1のバレルシフタと、第1の前記フリップフロップの出力であるnビットの前記繰越ビット列を上位に、また有効な現入力符号をMSB側に詰めたnビットの入力符号列を下位にして2nビット列として入力し、該2nビットに対して第1のフリップフロップに格納されているnビットのうち繰越ビット以外のビット数(空きビット数)だけ、MSB側にシフトし、2nビットのシフト結果のうち上位nビットを出力する第2のバレルシフタと、第2の前記バレルシフタのnビット出力を格納する第2のフリップフロップと、第2の前記バレルシフタのシフト量を算出して第2のバレルシフタに指示し、また第2のフリップフロップにnビットの連続ビット列が生成されたときにその事象を後段回路に伝達する制御回路とを、設けたことを特徴とする可変長符号化器。

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